「配当貴族」「配当王」という言葉を見かけたけれど、何がどう違うのか、よく分からない——そんなお悩みはありませんか?
今回は、連続増配株の代表的な呼び名である「配当貴族」と「配当王」について、意味・違い・選び方を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。



こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!サイドFIREに向け、投資や節約に関する情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- 「配当貴族」「配当王」の意味と違いをひとことで知りたい方
- 連続増配株を選ぶときの見方や注意点を知りたい方
- 新NISAで、長く持てる米国株やETFを探している方



配当貴族とか配当王とか、なんだか強そうな名前だけど…何がちがうの?



どちらも「何年も続けて配当を増やしている会社」のことだよ。違いは、続けている年数と、数え方のルールなんだ。
- 配当貴族は「S&P500で25年以上」連続増配、配当王は「50年以上」連続増配の企業のこと
- どちらも高配当とは限らない。「増配を続ける力」の目安であり、利回りの高さとは別もの
- 過去の実績は将来を約束しない。配当性向や利益の推移もあわせて確認しよう
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
配当貴族とは?「25年以上」連続で増配している企業



まず、配当貴族ってどういう意味なの?



アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に入っていて、25年以上ずっと配当を増やしている会社のことだよ。
配当貴族(ディビデンド・アリストクラット)とは、S&P500に採用されている企業のうち、25年以上連続で増配している企業のことです。S&P500とは、アメリカを代表する約500社の株価をまとめた指数のことです。
指数を作っている会社(S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス)が、条件を満たす企業を選んでいます。配当を減らしたり、据え置いたりすると、リストから外れます。
25年以上、毎年配当を増やし続けているのは、景気の悪い時期も乗り越えてきた証です。2026年7月時点で、69社が該当します(過去最多の水準です)。
配当王とは?「50年以上」連続で増配している企業



じゃあ、配当王はどう違うの?



配当貴族よりもっと長い、50年以上の会社だよ。配当貴族の中でも、とくに長く続けている会社だね。
配当王(ディビデンド・キング)とは、50年以上連続で増配している企業のことです。
配当貴族とちがい、S&P500に入っている必要はありません。また、配当貴族のような公的な指数ではなく、投資家のあいだで使われる呼び名です。数えている情報源によって、対象の会社が少しちがうことがあります。
2026年時点では、約50社が該当します(数え方は情報源によって、少し異なります)。
配当貴族と配当王の違いをまとめると
| 項目 | 配当貴族 | 配当王 |
|---|---|---|
| 連続増配の年数 | 25年以上 | 50年以上 |
| 対象 | S&P500採用企業 | 米国企業(指数の縛りなし) |
| 位置づけ | 指数会社が定めたリスト | 投資家の間の呼び名 |
| 企業数(2026年時点) | 69社 | 約50社 |
有名な配当貴族・配当王の例



具体的には、どんな会社が入っているの?



みんなが知っている会社も多いよ。このブログで取り上げた会社も入っているんだ。
| 銘柄 | ティッカー | 連続増配の年数(2026年時点) | 区分 |
|---|---|---|---|
| プロクター・アンド・ギャンブル | PG | 約70年 | 配当王 |
| コカ・コーラ | KO | 60年超 | 配当王 |
| ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ | 60年超 | 配当王 |
| エクソンモービル | XOM | 約43年 | 配当貴族 |
50年以上は「配当王」、25年以上は「配当貴族」と覚えておくと、ニュースや記事を読むときに役立ちます。
くわしい銘柄の解説は、こちらの記事もどうぞ。
- 【PG】プロクター・アンド・ギャンブルの配当は買い?70年連続増配の日用品最大手を初心者向けに解説
- 【米国高配当株】コカ・コーラ株(KO)は買い?60年超の連続増配の魅力と買い方をやさしく解説!
- 【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの配当は買い?64年連続増配の安心感を初心者向けに解説
- 【XOM】エクソンモービルの配当は買い?43年連続増配の安心感を解説!
配当貴族・配当王の魅力と、知っておきたい注意点
魅力1. 増配を続ける力の目安になる
不況やショックを乗りこえて増配してきた実績は、経営の安定感を見る目安になります。長く増配を続けた会社は、事業の土台が強い傾向があります。
魅力2. 配当が少しずつ増えて、長く持つほど楽しみが育つ
配当が毎年増えると、同じ株数でも受け取る配当が増えていきます。長期で持つ人にとって、楽しみが育つ仕組みです。
注意1. 「高配当」とは限らない



配当貴族なら、利回りも高いんじゃないの?



そこが落とし穴なんだ。増配を続けているだけで、利回りは低めの会社も多いよ。
配当貴族・配当王は、増配の「続けた年数」で決まります。利回りの高さは条件に入っていません。配当貴族の平均利回りは約2%で、高配当株ほど利回りは高くないのが実情です。銘柄によって0.3%台から5%台までばらつくので、買う前に必ず確認しましょう(2026年7月時点)。
注意2. 過去の実績は将来を約束しない
過去に増配を続けていても、これから先も続くとは限りません。リストに入っている会社でも、増配が止まれば、リストから外れることがあります。
注意3. 「少しだけ増配」でも連続増配になる
たとえ1円でも配当を増やせば、連続増配の記録は続きます。増配の「年数」だけでなく、増え方(増配率)や配当性向もあわせて見ましょう。
配当性向とは、利益のうち配当に回す割合のことです。くわしくは【配当性向とは】目安は何%?高配当株を選ぶときの見方を初心者向けに解説をご覧ください。
配当貴族・配当王を選ぶときの3つのポイント



結局、どうやって選べばいいの?



年数だけで決めず、「配当の余裕」と「利益の伸び」を見るのが大事だよ。
1. 配当性向:利益に対して配当が多すぎないか
2. 利益の推移:数年分、利益が安定して伸びているか
3. 事業の中身:これからも稼げる事業か
年数だけで選ぶと、配当に余裕のない会社も混ざるので注意です。
ぽむ家では、個別株を選ぶときの目安として配当性向は30〜50%までを基準にしています。利益の推移も数年分あわせて見るようにしています。
配当貴族・配当王の米国株は、楽天証券なら1株から買えます。まだ口座がない方は、無料で作れるのでチェックしてみてください。
個別株が不安なら?連続増配ETFという選び方



個別株を選ぶのは、むずかしそう…。



そんな時は、増配企業をまとめて持てるETFという手もあるよ。
連続増配の企業をまとめて持てるETF(上場投資信託)もあります。1銘柄ずつ選ばなくてよいのが利点です。
ぽむ家の場合はどうしている?



ぽむ家では、配当貴族や配当王の株は持っているの?



JNJとXOMは、過去に持っていたことがあるよ。
ぽむ家の投資の軸は、高配当ETFです。毎週JEPQを2株、SPYDを2株ずつ買い、加えて毎月、投資信託を2万円分積み立てています(2026年9月時点)。
個別株は「お楽しみ枠」として、資産の1%以内で少しずつ楽しんでいます。ETFに入っている銘柄は、基本的にETFで持つ方針です。
なかでもXOM(エクソンモービル)は、また気になっている銘柄です。割安なときに買いたいと考えています(2026年10月時点)。
まとめ:配当貴族・配当王は「増配の続けやすさ」を見る目安
配当貴族・配当王のポイントを、もう一度まとめます。
- 配当貴族は25年以上、配当王は50年以上の連続増配
- 高配当とは限らないので、利回り・配当性向・利益の推移もチェック
- 個別株が不安なら、連続増配ETFもひとつの選択肢
連続増配の実績は、長く付き合う銘柄を探すときの心強い目安になります。理解した今なら、少額の1株から試せるのも、米国株のよいところです。



結論は、配当貴族・配当王は「増配を続ける力」を知るための目印だということ。ただし、高配当とは限らないから、年数だけで決めないでね!
ぽむは、楽天証券で毎週JEPQとSPYDを2株ずつ、毎月は投資信託を2万円分買っています。画面が見やすく、米国株も1株から買えます。
連続増配株や増配ETFは、新NISAの成長投資枠で買えるものが多くあります。口座を開いたら、まずは1株だけでも買ってみましょう。配当を受け取る体験が、投資を続ける力になります。
どの証券会社が合うか迷う方は、高配当ETFを買うなら?証券口座おすすめ比較【配当投資家が厳選3選】も参考にしてください。
※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
よくある質問
Q. 配当貴族と配当王は、どちらがよいですか?
どちらが上、というものではありません。年数が長い配当王は実績が豊富ですが、利回りや株価の水準は銘柄ごとに異なります。年数だけでなく、配当性向や利益の推移も確認しましょう。
Q. 配当貴族や配当王は、新NISAで買えますか?
米国株の多くは、新NISAの成長投資枠で購入できます。ただし、米国株の配当にかかる税金(外国源泉税)は、NISAでも一部引かれる点に注意してください。
Q. 配当貴族・配当王の一覧はどこで見られますか?
指数会社や証券会社、投資情報サイトで確認できます。情報源によって企業数や年数が少し異なるため、最新の数字は必ず公式の情報で確認してください。











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