高配当ETFは気になるけれど、株価が大きく動くのは怖い。そんな不安から、守りも意識できるETFを探している方は多いと思います。今回は、高配当と値動きの小ささを両立することを目指すSPHDについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。



こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!サイドFIREに向け、投資や節約に関する情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- SPHDの特徴とリスクを、買う前に整理しておきたい方
- SPYDなどの高配当ETFを持っていて、守りの一本を探している方
- 毎月分配金が出る米国ETFに興味がある方



SPHDって、SPYDとなにが違うの?名前もそっくりでわかんないよ。



ひとことで言うと、SPYDは「高配当を重視」、SPHDは「高配当のなかでも値動きが小さいものを選ぶ」ETFだよ!
- SPHDは、高配当の銘柄から値動きの小さい銘柄を選んで組み入れる、毎月分配のETFです。
- 利回りは約5%ですが、株価の伸びは控えめで、増配や値上がりを狙うETFではありません。
- 買うなら、守りを足す「サブの一本」として。まずは少額から始めるのがおすすめです。
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
SPHDってどんなETF?まず基本をおさえよう



そもそもSPHDって、どこの会社の何を持っているETFなの?



アメリカの大企業500社(S&P500)のなかから、配当が高くて株価の動きが穏やかな銘柄を集めたETFだよ。
SPHDの正式名称は「Invesco S&P 500 High Dividend Low Volatility ETF」です。ETFとは、たくさんの株をまとめて1つにした商品のことで、1口買うだけで複数の企業に分散投資できます。
SPHDの基本データ(2026年10月時点)
| 項目 | 内容 |
| 運用会社 | インベスコ |
| 設定日 | 2012年10月 |
| 経費率(年) | 0.30% |
| 分配金利回り(直近12か月) | 約5.0% |
| 分配頻度 | 毎月 |
| 組み入れ銘柄数 | 約50銘柄(56銘柄との表示もあり) |
| 純資産総額 | 約32億ドル |
※2026年10月13日時点の情報です。利回りや銘柄数は日々変わります。
経費率とは、ETFを持っている間に毎年かかる手数料のことです。0.30%は、SPYD(0.07%)やVYM(0.04%)よりは高めです。ここは知っておきたいポイントです。
「低ボラ×高配当」の仕組みは?銘柄の選び方
SPHDが組み入れる銘柄は、次の2ステップで選ばれます。
- S&P500のなかから、配当利回りの高い銘柄を上位75社選ぶ
- そのなかから、直近1年の値動きが小さい50社を選ぶ
ボラティリティ(略してボラ)とは、株価の上がり下がりの大きさのことです。低ボラは「値動きが穏やか」という意味になります。
その結果、通信・医薬品・食品・不動産(REIT)・公益といった「景気に左右されにくい」業種が中心になります。ITなどのハイテク株はほとんど入りません。
上位組み入れ銘柄(2026年10月時点)
| 順位 | 銘柄 | 比率 |
| 1 | ファイザー(PFE) | 3.70% |
| 2 | ベライゾン(VZ) | 3.08% |
| 3 | ゼネラル・ミルズ(GIS) | 2.86% |
| 4 | クラウン・キャッスル(CCI) | 2.84% |
| 5 | アルトリア(MO) | 2.83% |
※上位5銘柄のみ抜粋。上位10銘柄で全体の約28%です。
比率が1社あたり3%前後と、1社に偏りにくいのが特徴です。ただし銘柄は定期的に入れ替わるため、上の顔ぶれもずっと同じとは限りません。



ファイザーとかベライゾンって、ぽむが前に記事にしてたやつだよね?



そう!ETFを持てば、そういう個別株をまとめて持てるのがメリットなんだ。
SPHDとSPYD・VYMの違いは?比べてみよう
| 項目 | SPHD | SPYD | VYM |
| 考え方 | 高配当×低ボラ | 高配当を重視 | 高配当+分散 |
| 銘柄数 | 約50 | 約81 | 約613 |
| 分配頻度 | 毎月 | 年4回 | 年4回 |
| 経費率 | 0.30% | 0.07% | 0.04% |
※2026年10月時点の数値です。銘柄数は日々変わります。
大きな違いは、SPHDが「値動きの小ささ」を条件に入れている点です。そのぶん、株価が上がる相場では伸びにくい面があります。
ぽむ家では、VYM・JEPQ・SPYDをそれぞれ別の役割で持っています。毎週JEPQを2株、SPYDを2株ずつ買い、分配金は再投資に回しています。高配当ETFは組み入れ銘柄が違うので、1本に絞らず使い分けています。
SPHDのメリット3つ
1. 毎月分配金が出る
SPHDは、2012年の設定以来、毎月分配金を出しているETFです。分配金が毎月届くので、家計の「入ってくる実感」を持ちやすいのが魅力です。
2. 値動きが比較的おだやか
低ボラ銘柄を選ぶ仕組みなので、相場が荒れたときも、市場全体より下がりにくいことを狙っています。ただし、下がらないわけではありません。
3. 少額から買える
米国ETFは1口から買えます。価格は1口50ドル前後(2026年10月時点)なので、数千円〜1万円台から始められます。
SPHDなどの米国ETFを買うには、証券口座が必要です。ぽむも使っている楽天証券なら、アプリで見やすく、少額からはじめやすいです。口座開設は無料です。
買う前に知っておきたいリスク3つ



いいことばっかり聞こえるけど、デメリットはないの?



もちろんあるよ。ここを知らないで買うのが一番もったいないから、ちゃんと見ていこう!
1. 分配金が減ることがある
SPHDの分配金は、組み入れ企業の配当しだいです。年間の分配金の合計は、2024年に前年から約13%減りました(1口あたり1.90ドルから1.65ドル)。2025年は約1.93ドルまで戻っています。分配金が毎年増える保証はありません。
2. 値上がり益は控えめ
利回りは高めですが、株価の伸びは控えめです。直近5年(2026年5月時点)の年率リターンは、SPHDが約6%、S&P500連動ETFが約14%と大きな差がありました(概算)。値上がり益を狙うETFではないことは意識しておきましょう。
3. 金利の影響を受けやすい業種が多い
不動産(REIT)や公益は、金利が上がる局面で株価が下がりやすい業種です。SPHDはこうした業種の比率が高くなりやすい点に注意が必要です。
さらに、銘柄の入れ替えで利回りが下がることもあります。分配金の数字だけを見て決めるのは避けましょう。
SPHDに向いている人・向いていない人
向いている人
- 毎月の分配金を受け取りたい人
- SPYDやVYMのほかに、守りの一本を足したい人
- 値動きが大きいと不安になる人
向いていない人
- 値上がり益をしっかり狙いたい人
- 経費率をできるだけ安く抑えたい人
- 分配金が増えていくETFを探している人
増配を重視するなら、VIGや連続増配株のほうが合います。値上がりも狙うならインデックス投資が向いています。
ぽむ家はSPHDをどうしている?
ぽむ家の高配当ETFは、VYM・JEPQ・SPYDの3本です。SPHDは保有していません(2026年10月時点)。
理由は、SPHDが「株価の動きが穏やかな銘柄を集めたETF」だからです。ぽむは値下がりしても動じず、むしろ買い増したいタイプなので、値動きの小ささを求めていません。
ただし、資産全体の守り(ディフェンシブ)としては「あり」だと考えています。いまは、毎週積立しているSPYDとJEPQの2本にしぼっています。
参考までに、SPHDの上位銘柄のファイザー(PFE)は、ぽむが個別で3株持っています(2026年10月時点)。一方、ベライゾン(VZ)やアルトリア(MO)は個別では持っていません。ETFに入っている銘柄は基本ETFで持つ、というのがぽむの考え方です。
SPHDの買い方:楽天証券なら3ステップ
- 楽天証券で口座を開設する(ネットで申し込みでき、無料です)
- 米国株の取引に必要な設定をして、入金する
- 「SPHD」で検索して、買い注文を出す
NISAの成長投資枠の対象になるかどうかは、買う前に楽天証券の銘柄ページで必ず確認してください。対象なら、分配金にかかる日本の税金が非課税になります(米国の税金は一部引かれます)。
まとめ:SPHDは「守りを足したい人」のサブの一本
SPHDは、高配当と値動きの小ささを両立することを目指した、毎月分配のETFです。利回りは約5%、経費率は0.30%で、メインというより、守りを足すサブの一本と考えるのがおすすめです。
- 毎月の分配金と、おだやかな値動きが魅力
- 分配金が減る可能性と、値上がり益の弱さには注意
- 買うなら、SPYDやVYMなどと組み合わせて少額から
投資の基本は、仕組みを理解してから、少額で始めることです。今回の内容で「自分に合いそう」と感じたら、まずは口座を用意しておくと、気になったときにすぐ動けます。



結論は、SPHDは「守りを足したい人」にはあり、ただし値上がり益には期待しすぎないこと、です。大前提として、無理のない金額から始めてね!
ぽむ家は毎週、SPYDとJEPQを2株ずつ買っています(分配金は再投資)。SPHDは持っていませんが、守りの一本を足すなら候補にしたいETFです。
少額でも、実際に1株買ってみると、毎月の分配金の仕組みがぐっとリアルにわかります。SPHDは楽天証券で口座を開けば買えます。まずは無料の口座開設から、1株だけでも始めてみましょう。
※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
SPHDについてのよくある質問
Q. SPHDの分配金はいつもらえますか?
毎月分配されます。支払い時期は月ごとに少しずれることがあるため、公式サイトで最新のスケジュールを確認してください。
Q. SPHDとSPYDはどっちがいいですか?
役割が違います。利回りと分散を重視するならSPYD、値動きの小ささを重視するならSPHDが候補になります。両方を少しずつ持つ方法もあります。
Q. SPHDは円で買えますか?
SPHDはドル建ての米国ETFです。楽天証券では円からドルに替えて買う方法と、外貨で買う方法があります。











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