「長く配当が増えている会社に投資したいけど、高配当株はちょっと不安……」
「医療やヘルスケアの株は守りに強いって聞くけど、どれを選べばいいの?」
そんなふうに迷っていませんか?
今回は、50年以上も増配を続けてきたヘルスケア企業「アボット・ラボラトリーズ(ABT)」について、増配株に興味がある方に向けて、わかりやすく解説していきます。



こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!サイドFIREに向け、投資や節約に関する情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- 守りに強いヘルスケア株を探している人
- 利回りより「配当が増え続けること」を重視したい人
- アボット(ABT)が買いか判断する材料がほしい人



アボットって、前に記事にしたアッヴィ(ABBV)と名前が似てない?



いいところに気づいたね!アッヴィはもともとアボットの医薬品部門で、2013年に独立した会社なんだよ。



えっ、親子みたいな関係なんだ!



そうそう。今のアボットは医療機器や検査薬が主役の会社なんだ。
- アボットは医療機器・診断・栄養・医薬品の4本柱で稼ぐヘルスケア企業
- 配当利回りは約2.4%と控えめだが、50年以上の連続増配を続ける「配当王」
- 高配当より「増配×安定」を求める人向け。買うなら少額から
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
アボット(ABT)ってどんな会社?まずは基本を押さえよう



そもそもアボットって何を作ってる会社なの?



血糖値を測るセンサーや検査キット、栄養ドリンクまで、いろんな医療製品を作ってるよ!
アボット・ラボラトリーズは、アメリカ・イリノイ州に本社を置く大手ヘルスケア企業です。
130年以上の歴史があり、世界160か国以上の人々に製品を届けています(2026年10月時点)。
アボットの基本情報
ABTの株価推移はこんな感じです。
| 項目 | 内容 |
| 銘柄名 | アボット・ラボラトリーズ |
| ティッカー | ABT |
| 上場市場 | ニューヨーク証券取引所 |
| セクター | ヘルスケア |
| 株価 | 約103.85ドル(2026年10月25日時点) |
| 年間配当 | 2.52ドル(四半期0.63ドル、2026年10月時点) |
| 配当利回り | 約2.4%(2026年10月時点) |
| 連続増配 | 54年連続(2025年12月発表時点) |
| 配当月 | 2月・5月・8月・11月 |
ティッカーとは、株の銘柄ごとにつけられたアルファベットの略称のことです。
4つの事業で稼いでいる
2026年7〜9月期の売上は約130億ドルで、前年同期比14.5%増と好調でした(2026年10月21日発表)。
| 事業 | 売上(2026年7〜9月期) | 主な製品 |
| 医療機器 | 約58億ドル | 血糖測定センサー「FreeStyleリブレ」、心臓関連機器 |
| 診断 | 約33億ドル | 検査機器・検査薬、がん検査 |
| 栄養 | 約23億ドル | 栄養補助飲料、乳児用ミルク |
| エスタブリッシュ医薬品 | 約16億ドル | 新興国向けのジェネリック医薬品など |
エスタブリッシュ医薬品とは、特許が切れて長く使われている薬のことです。
売上の約45%を占める医療機器が、いまのアボットの稼ぎ頭になっています。
さらに2026年3月には、がん検査の会社「イグザクト・サイエンシズ」の買収を完了しました。
病気を「見つける」分野をもっと強くしようとしているのが、アボットの特徴です。
あわせて読みたい:【MDT】メドトロニックの配当は買い?49年連続増配の医療機器株を初心者向けに解説
アボットの配当の魅力は?「配当王」と呼ばれる理由



利回り2.4%って、高配当株にしては低くない?



そうなんだ。アボットは「たくさんもらう株」じゃなくて「配当が育っていく株」なんだよ。



育っていくってどういうこと?



毎年少しずつ配当が増えて、長く持つほど買ったときの利回りが上がっていくイメージだね!
50年以上の連続増配を続けている
アボットは、50年以上も増配を続ける「配当王」の1社です。
配当王とは、50年以上連続で増配している企業のことです。
不況やコロナショックのときも、配当を減らさずに増やし続けてきました。
2025年12月には6.8%の増配を発表し、54年連続の増配になりました。
あわせて読みたい:【配当貴族・配当王とは】連続増配株の違いと選び方を初心者向けにやさしく解説
配当性向は無理のない水準
配当性向とは、会社のもうけのうち何%を配当に回しているかを示す数字です。
2026年の調整後1株利益の会社予想は5.50〜5.55ドルです(2026年10月時点)。
年間配当2.52ドルで計算すると、配当性向は約46%と無理のない水準です。
ただし、会計上の利益(GAAP)で見ると配当性向は約70%です(2026年10月時点)。
これは買収にともなう一時的な費用で、利益が小さく見えているためです。
見る指標によって数字が変わるので、両方を知っておくと安心です。
アボットに投資する前に知っておきたいリスク3つ



守りに強いなら、リスクなんてないんじゃない?



そんなことはないよ。買う前に知っておきたい注意点が3つあるんだ。
① 配当利回りは2%台で「高配当」ではない
アボットの配当利回りは約2.4%です(2026年10月時点)。
SPYDやJEPQのような高配当ETFと比べると、もらえる配当はかなり少なめです。
すぐに配当収入を増やしたい人には、物足りなく感じるかもしれません。
② 2013年の分社で配当額が一度リセットされた
2013年に医薬品部門をアッヴィとして分社したとき、アボットの配当額は大きく下がりました。
分社による調整なので減配とは区別されることが多いものの、数え方はデータサイトによって違います。
連続増配年数はサイトによって表示が違う点に注意しましょう。
③ 為替や訴訟などのリスク
アボットは米国株なので、配当はドルで支払われます。
円高になると、円に換えたときの受け取り額は減ります。
また、医療製品をあつかう会社なので、製品をめぐる訴訟が業績に響く可能性もあります。
あわせて読みたい:【円高と配当金】米国株の配当は減る?為替の影響と家計の備え方3つ
アボットはどんな人に向いている?



結局、アボットはどんな人が買うといいの?



高い配当より、長く安心して持てる株がほしい人に向いてるよ!
向いている人
- 配当が毎年増えていく株を長く持ちたい人
- 景気に左右されにくいヘルスケア株で守りを固めたい人
- 高配当ETFに加えて、値上がりも期待できる個別株を少し持ちたい人
向いていない人
- いますぐ配当金をたくさん受け取りたい人
- 株価の値動きを気にせず、ほったらかしにしたい人(個別株なので決算チェックは必要)
アボットはNISAの成長投資枠でも買える銘柄です。
1株約1万5千円〜(1ドル150円で計算)から買えるので、少額で試しやすいのも魅力です。
アボットのように「配当が育つ株」を少しずつ持ちたいなら、まずは米国株が買える証券口座を用意しておきましょう。楽天証券ならNISAでも米国株を1株から買えます。
ぽむ家はアボットをどう考えている?



うちはアボット、持ってたっけ?



うちは持ってないよ。買うならNISAの成長投資枠で5株くらいのイメージかな。
ぽむ家の投資の軸は高配当ETFです。
毎週JEPQとSPYDを2株ずつ積み立てて、分配金は全額再投資しています。
個別株は「お楽しみ枠」として、資産の1%以内で少しずつ選ぶ方針です。
選ぶときは、配当性向30〜50%を目安にして、利益の推移も見ています。
アボットは調整後の配当性向が約46%なので、この基準の範囲内です。
医療機器の分野は、これからも良くなっていくと期待しています。
まとめ:アボット(ABT)は「配当が育つ守りの株」
アボットは、医療機器・診断・栄養・医薬品の4本柱で稼ぐヘルスケア企業です。
配当利回りは約2.4%と控えめですが、配当王として増配を続ける安定感が魅力です。
- 利回りより「増配」と「安定」を重視したい人
- 高配当ETFの守りを補う個別株を少し持ちたい人
- 医療・検査の成長分野に長く投資したい人
いきなり大きな金額で買う必要はありません。
仕組みを理解できた今なら、まずは1株からでも十分です。
少額で持ってみると、決算や配当のニュースが自分ごとになり、投資の理解がぐっと深まります。



結論は、アボットは「高配当」ではなく「増配と安定」を買う銘柄です。ただし、利回りは低めなので、高配当ETFの補完として少額で持つのが大前提です。
アボットを買うなら楽天証券がおすすめ
ぽむ家のメイン口座は楽天証券です。
画面が見やすく、米国株の注文もスムーズにできるので、初心者のてぃむにも使いやすいと感じています。
ぽむ家はアボットをまだ持っていませんが、買うならNISA成長投資枠で5株を考えています。
アボットは楽天証券のNISA成長投資枠で、1株から買えます。
口座開設は無料なので、まずは口座を作って、1株だけでも買ってみるのがおすすめです。
配当が振り込まれる体験をすると、増配株の楽しさが実感できますよ!
50年以上増配を続けるアボットを、NISAで1株から持ってみませんか?楽天証券なら口座開設は無料。開設したら、まずは1株だけでも買って、配当が届く体験をしてみましょう。
※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
よくある質問
アボット(ABT)の配当月はいつですか?
アボットの配当は年4回で、2月・5月・8月・11月に支払われます(2026年10月時点)。
アボットとアッヴィ(ABBV)の違いは?
アッヴィは2013年にアボットから分社した医薬品の会社です。
いまのアボットは医療機器・診断・栄養が中心で、アッヴィは新薬が中心です。
利回りはアッヴィのほうが高めで、事業の安定感はアボットが強みです。
あわせて読みたい:【ABBV】アッヴィの配当は買い?増配と高配当を両取りできる医薬品株を初心者向けに解説
アボットはNISAで買えますか?
はい、NISAの成長投資枠で買えます。楽天証券なら1株から購入できます。
あわせて読みたい:高配当ETFを買うなら?証券口座おすすめ比較【配当投資家が厳選3選】











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