「配当利回りが7%近い米国株があるらしい。でも、本当に安全なの?」と気になって、UPSにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
今回は、物流大手UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)の配当について、買う前に知っておきたい魅力とリスクを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。



こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!サイドFIREに向け、投資や節約に関する情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- 利回りの高い米国の個別株に興味があるけれど、減配が不安な方
- UPSの配当の安全性とリスクを知ってから判断したい方
- 新NISAで、少額から米国株の配当を体験してみたい方



UPSって、あの茶色いトラックの会社だよね?配当もすごいの?



そうだよ!利回りは約7%と高めなんだ。ただ、高い理由と注意点もあるから、順番に見ていこう。
- UPSは利回り約7%(2026年10月時点)の米国物流大手。配当は年4回、1株1.64ドルずつ出ています
- ただし利益に対する配当の割合(配当性向)はかなり高め。Amazon向け荷物の削減による業績の変動もあり、減配リスクは無視できません
- 買うなら少額のお楽しみ枠で。配当が出るしくみを体験する目的なら、1株から始められます
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
UPSってどんな会社?まず基本を押さえよう



名前は聞くけど、何をしてる会社なのかちゃんと知らないかも…。



世界中で荷物を運ぶ会社だよ。アメリカの宅配便の最大手のひとつなんだ。
UPSは、荷物の配送や物流サービスを世界200以上の国と地域で行う会社です。日本でいう宅配大手のイメージに近いと思います。
| 会社名 | ユナイテッド・パーセル・サービス |
| ティッカー | UPS |
| 業種 | 物流・宅配(米国大手) |
| 株価 | 約95ドル(2026年10月時点) |
| 配当利回り | 約6.9%(2026年10月時点) |
| 年間配当 | 6.56ドル/株(1.64ドル×4回) |
| 配当頻度 | 年4回(四半期ごと) |
利回りが高いのは、株価がピーク時より下がっていることが一因です。配当の金額そのものが急に増えたわけではありません。
配当の実績は?まずは安心材料から
| 年 | 1株あたり年間配当(ドル) |
|---|---|
| 2022年 | 6.08 |
| 2023年 | 6.48 |
| 2024年 | 6.52 |
| 2025年 | 6.56 |
※数値は2026年10月時点の参考値です。
増配は続いています。ただし、直近の増加幅は年0.04ドルほどとごくわずかです。2025年2月の増配は、四半期あたり0.01ドルでした。
つまり、配当を「増やす力」というより、「減らさず維持する」段階に入っているといえそうです。
UPSのような個別株は、証券口座があれば1株から買えます。新NISAの成長投資枠も使えるので、気になる方は先に口座を用意しておくと動きやすくなります。
買う前に知っておきたいリスク3つ



ここからが本題だね…。リスクとか大丈夫なの??



正直に言うと、ここがUPSの一番のポイントなんだ。落ち着いて見ていこう。
1. 配当性向が高く、利益に余裕がない
配当性向(利益のうち、配当に回している割合)は、見る数字によって変わります。会社の調整後の利益予想(1株あたり約7.22ドル、2026年)で見ると約9割。会計上の利益で見ると、100%を超える水準です。
つまり、稼いだ利益のほとんどを配当に回している状態です。
ちなみにぽむは、個別株を選ぶ目安として配当性向を30〜50%くらいで見ています。この基準で見ると、UPSはかなり高めです。
2. Amazon向けの荷物を減らして、業績が変わりつつある
UPSは、最大の取引先のひとつだったAmazonの荷物を減らす計画を進めてきました。2026年7月の決算発表では、この削減と配送網の組み替えを終えたと説明しています。
もうからない荷物を減らして、利益率を上げる狙いです。ただ、売上が減った分を新しい荷物で取り戻せるかは、これからの勝負です。
3. 配当に使うお金がギリギリ
2026年上半期のフリーキャッシュフロー(自由に使える現金)は約16億ドル。一方、2026年の配当の支払いは約54億ドルを見込んでいます(会社発表)。
上半期の現金だけでは、年間の配当の半分にも届いていません。業績の回復が遅れると、減配の可能性が出てきます。
UPSはどんな人に向いてる?向いてない?
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 少額で個別株の配当を体験したい人 | 配当を毎年安定して増やしたい人 |
| 減配リスクを理解して持てる人 | 減配のニュースで不安になる人 |
| 物流の回復に期待できる人 | 配当だけに頼って生活設計をしたい人 |
ぽむ家の場合:高配当は「ETF軸+個別株は少額」
ぽむ家の投資の軸は、高配当ETFです。毎週JEPQを2株、SPYDを2株ずつ買い、毎月は投資信託を2万円分積み立てています。保有株数は、VYM 6株、JEPQ 156株、SPYD 556株です(2026年10月時点)。
分配金(ETFの配当にあたるお金)は、現金で受け取らず再投資しています。サイドFIREまでは、複利で増やす方針です。
個別株は「お楽しみ枠」として、資産の1%以内を目安にしています。ETFに入っている銘柄は、基本的にETFで持つ考え方です。
UPSは未保有です(2026年10月時点)。配当性向が高すぎるので、いまは買わない予定です。
配当性向は30〜50%くらいが目安だと考えています。
UPSの買い方:1株から、新NISAでも買えます
UPSは米国株なので、証券会社で外国株の取引ができるようにしておく必要があります。新NISAの成長投資枠でも購入できます。
1株約95ドル(2026年10月時点)なので、数千円〜1.5万円ほどから始められます。為替レートによって必要な円は変わります。
- 証券口座を開設する(無料)
- NISA口座と外国株取引の設定をする
- ドルに両替して、UPSを1株買ってみる
最初の1株で「配当が入る体験」をしておくと、投資の理解がぐっと深まります。
まとめ:UPSは「高利回りだけど、少額で理解して持つ株」
UPSは、利回り約7%という魅力がある一方で、配当性向の高さとAmazon向け荷物の削減という不安もあります。
- 魅力:利回りが高く、配当は年4回、ここ数年は微増を続けている
- 注意:利益ベースの配当性向は100%超で、現金にも余裕は少ない
- おすすめ:持つならお楽しみ枠の少額で、業績の回復を見守る
理解した今なら、まずは少額から始められます。口座がまだの方は、先に口座を用意しておきましょう。



結論は「UPSは魅力的だけど、いまのぽむは買わない」です。持つなら、減配リスクを理解して少額で、が大前提です。
ぽむは楽天証券をメインに、毎週JEPQ2株・SPYD2株の積立を続けています(2026年10月時点)。どんな銘柄も、最初の1株から始められます。
UPSも、まずは1株だけでも買ってみると、四半期ごとの配当が入る流れを実感できます。口座がまだの方は、こちらからどうぞ。
※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
よくある質問
Q. UPSの配当金はいつもらえますか?
年4回(3月・6月・9月・12月ごろ)に支払われます。日程は年によって前後するため、最新の情報は公式サイトで確認してください。
Q. UPSの配当は減配される可能性がありますか?
可能性はゼロではありません。配当性向の高さや、配当に回す現金の余裕の少なさを考えると、業績次第で見直されることはありえます。
Q. 新NISAでUPSは買えますか?
買えます。米国株は新NISAの成長投資枠の対象です。ただし、配当にかかる米国の税金は、NISAでも一部が差し引かれる点に注意してください。
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