【2022】米国高配当株ETF銘柄おすすめ5選

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近年、人気の上昇している米国株投資ですが、「何を買っていいのかわからない」「分配金がより多くほしい」と思う方も多いはずです。

資産を増やすことを真っ先に考えるのであればインデックス投資がおすすめですが、安定したキャッシュを手に入れたいのであれば「米国高配当ETF」への投資がおすすめです。

高配当ETFとは、株式(配当利回りの高い)で構成された上場投資信託のことです。

ややこしい単語が出ましたが、ETFや配当利回りなどの単語から説明していきますのでよろしくお願いします。

今回紹介するETFはおすすめではありますが、個人的な主観も入っておりますので、投資する際は自分のリスク範囲の中で行うようにしてください。

目次

米国高配当ETFについて

米国とはアメリカのことですね。

ETFとはExchange Traded Fundsの略で、日本語では上場投資信託といいます。

ETF(上場投資信託)は、投資信託の違って株式と同じようにリアルタイムで価格がかわり、売買できます。

NYダウやナスダック等の指数に連動するように運用されている投資信託で、1つの投資先で複数の企業に分散して投資していることになります。

投資信託は1日1回、基準価額がかわるのみです。

配当利回りとは株価に対する年間配当金の割合を示す指標のことです。

たくさん配当を出せば配当利回りは高くなり、少ないと配当利回りは低くなります。

米国高配当ETF投資のメリット

米国高配当ETF投資のメリットには、次の4つが挙げられます。

・安定した配当金を得られる(インカムゲイン)

・ほとんどの銘柄で年間合計4回の配当がある

・ETFに投資することで分散投資になる

・日本とは違い最小購入単位が1株~である。

安定した配当金を得られる(インカムゲイン)

米国高配当ETFに投資をすると、比較的安定した配当金(インカムゲイン)が得られ、資産収入の予定が立てやすくなります。

日本に比べて、配当利回りが高い企業が多いため、日本株ETFに投資するよりも高い利回りを狙いやすいです。

ほとんどの銘柄で年間合計4回の配当がある

分配金配当は日本では年に2回までがほとんどですが、米国株はほとんどの銘柄で年間合計4回の配当があります。

3か月に1回の配当なので、キャッシュフローが早期に生じるのは良い点です。

銘柄によって、毎月配当のETFもあります。(今回紹介します。)

ETFに投資することで分散投資になる

ETFは、1つの投資先で複数の企業に分散して投資していることになり、株式投資に比べて、リスクを低減することができます。

日本とは違い最小購入単位が1株~である。

ここが個人的に一番大きいポイントだと思います。

日本のETFはTOPIX型ETFの場合は100口、日経225型は10口が売買単位となります。

米国では、株式投資でもそうですが、1株単位で購入できます。

日本株は100株だったりして、1株1500円だとしたら、少なくとも100株×1500円=150000円必要になります。

米国高配当ETF投資のデメリット

米国高配当ETF投資のメリットには、次の2つが挙げられます。

・大きな売却益は狙いにくい

・配当が減配される可能性がある。

大きな売却益は狙いにくい

株式投資において、よくイメージされる「売って利益を出す」みたいに、高配当ETF投資はなりにくいです。

高配当ETFは高い配当を得てキャッシュフローを良くすることが目的であるため、分配金をださないETFに比べると売却益(キャピタルゲイン)は狙いにくいです。

配当が減配される可能性がある

米国高配当ETFは分散投資されているため、配当金推移も安定するものの配当金が減額される可能性があります。

構成銘柄の一部企業が減配されても、ETF自体の影響は少なく、個別銘柄に投資しているよりもリスクは小さいです。

しかし、株式投資、配当金も永久性を保証できるものでもありません。(リスクはあります。)

米国高配当ETF銘柄おすすめ5選

情報は2022年7月時点のものになります。現在は情報が異なる場合がございますのでご了承ください。

SPYD(SPDRポートフォリオ・S&P500高配当株式ETF)

米国高配当ETFの中で実際に僕も投資しているETFになります。

大手のSBI証券でも2021年米国ETF保有者数ら杏キングで一位を取っており、大人気のETFです。

SPYDは米国のS&P500に採用されている銘柄のうち約80社の高配当銘柄をまるっと投資できます。

さらに半年に一回銘柄の再選定を行っているのでどんどん良いポートフォリオにしていってます。

分配金利回り 3.91%

設定日 2015/10/22

分配金回数/年 4

経費率 0.07%

VYM(バンガード・米国高配当ETF)

VYMは大手SBI証券の2021年米国ETF保有者数ランキングで第四位になっております。

VYMは時価総額の大きい高配当銘柄約400社で構成されています。

分配金利回り 3.13%

設定日 2006/11/10

分配金回数/年 4

経費率 0.06%

HDV(シェアーズコア・米国高配当ETF)

財務が安定していて、平均以上の配当金を持続的に支払い可能な銘柄のうち上位74社で構成されており、

高配当米国株を多く組み込みながらも、価格変動の安定性があり、長期保有に人気の銘柄です。

分配金利回り 3.13%

設定日 2011/03/29

分配金回数/年 4

経費率 0.08%

QYLD(グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF)

QYLDの仕組みは理解するのに時間がかかりますが、米国の超高配当ETFになります。

NASDAQ100に連動する指数が値上がりするときの利益を放棄する代わりに、その値上がり前の価格+手数料で買える権利を売り、その手数料の一部を配当金として還元するかたちになります。

難しいですよね。

仕組みをしっかり理解でき、リスク許容できる方に向いている米国高配当ETFになります。

後日、カバードコールETFシリーズについてもまとめて紹介したいと思っております。

経費率もやや高めなのも気になるポイントではありますが、そこを気にさせないぐらいの配当金利回りです。

また、年に12回配当があるのも上記の3つのETFとは違う部分になります。

分配金利回り 12.51%(2021年12月に特別配当があったため数値が高くなっている)

設定日 2013/12/12

分配金回数/年 12

経費率 0.60%

XYLD(グローバルX S&P500・カバード・コール ETF)

先ほどと同じように、XYLDは仕組みを理解するのに時間がかかります。

米国超高配当ETFになります。手法は先ほどと同じでQYLDはNASDAQ100でしたが、その部分がS&P500になっているのが違う点です。

こちらも経費率がやや高めですが、それを気にさせないぐらいの配当金利回りになっています。

分配金利回り 11.61%

設定日 2013/06/24

分配金回数/年 12

経費率 0.60%

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この記事を書いた人

20代社会人。2019年10月から投資を始め、資産からの所得で自由な生活を手に入れるサイドFIREを目指しています。

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