僕はサイドFIREに向けて2019年10月より動き出しましたが、社会人1年目でした。
「もっと早く始めておけばよかったー」と思ったことは何度もあります。
なので、今回は学生の皆様で「サイドFIREを目指したい!!」という方に向けて具体的な6ステップを用意しました。
サイドFIREについて
「FIREとはなんぞや!!」と思われた方に説明します。
FIRE=Financial Independence, Retire Early
の頭文字で経済的に自立し、早期に退職するという意味です。
では、FIREではなく「サイドFIRE」とはなんなのか。
・資産からの所得と生活費の差額分を仕事をして収入を得てまかなう
ということです。
分かりやすく言うと、働きながら(労働)、好きなことができる(時間やゆとりがある)という状況です。
大学生や専門学生の方たちにとっては、まだ働き始めていないので、実感が分からないかもしれませんが、「ずっと学生が良い!!」や「社会に出て働きたくない!!」って思われている方はいると思います。
僕も学生の頃は思っていました。
「FIRE」や「サイドFIRE」という道も考えてみてはいかがでしょうか?
僕がサイドFIREを目指すきっかけとなったリベ大の動画では、「サイドFIRE」の魅力について詳しく解説されております↓
サイドFIREに向けての具体的6ステップ
学生時代は、
「社会人になったら、うまくやっていける気がしない」
「そもそもやりたいことがなんなのかわかんない」
「やりたいことがありすぎて決まらない」
などと思ったりしておりました。
上記のように感じている方も、これから出てくる具体的行動6ステップを実行することで、将来のために、今の自分が取らないといけない行動も少しづつ分かるようになってきます。(少しふわっとしていてすみません。継続力が大事です。)
下記の内容は学生に向けてですが、まだサイドFIREに向けて動いていない方にとっても読んでほしい内容になっております!
自身の目標を持つこと
大学生や専門学生は高校までと比べると、授業も毎時間あるわけではないので、自由で自分自身の時間が増えます。
なにも考えすに何となく過ごしていると、なにも得られないまま時間だけが過ぎ去り、すぐ学生生活が終わってしまいます。
学生視点だと「学生生活楽しければ、面白ければ、なんでもいい!」と思われる方もおられると思いますが、何か意図のある「楽しい」「面白い」とそうでないのでは、全然違います。
何か意図があるというのは、
例えば、「自分でアルバイトをして稼いだお金で遊ぶから楽しい」「趣味に時間をかけられるから面白い」「好きなアーティストのライブにたくさん行けて楽しい」などと思うことです。
ここが、自分の目標を持つということの「源」になる部分だと思います。
この「源」の部分を大切にして、今後の学生生活の目標や人生の目標にし、自分自身の軸を作っていきましょう。
自分自身の軸を作ることで「ぶれない自分」になっていけます。アイデンティティを確立することができ、就活でもすごく役立つと思います。
僕は「もっと、好きなこと(旅行や温泉にいくこと)をして楽しみたい」と思っていて、社会人になっても、同じことを思っています。
なので、好きな時間をもう少し作ることができる「サイドFIRE」を目指すことにしました。
時間を有意義に過ごすために、目標を持ち、あきらめずに続けることが大切なんです。
お金の勉強
サイドFIREを目指すかどうかにかかわらず、学生時代のうちに絶対にお金の勉強をするべきです。
まず、お金に関する知識がない人はこれからお金持ちになりたいって思ってても、お金持ちになることはできません。
学生のうちのお金の勉強が必須な理由
・小中高では何も教えてくれないから
・お金に関する制度(NISA、iDeCo、補助金や公的保険など)を有効活用できる又は損しにくいから
・お金が無いと自由を手に入れられないから。
でも、実際にお金の勉強でも何から始めたらよいのか。
学生向きに具体的に提示したいと思います。
「お金に関する本を読みましょう」「投資を始めましょう」「資格を取りましょう(簿記やFP)」「副業を始めてみましょう」「得た知識を即使う」などありますが、もっと具体的にお伝えしたいと思います。
冒頭でも紹介しましたが、Youtubeのチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」の動画をひたすら見まくる、聞きまくることです。
見まくることで金融リテラシーについて、そんじゃそこらの人よりも身に着けることができるのでおすすめです。
自身のリスク許容度の把握
お金の勉強をして、次に投資などを始める際に、その人がどのくらいリスクのある投資先を組み入れられるかなど、リスクに対する耐性を「リスク許容度」といいます。
リスク許容度は、年齢、仕事、家族やその人の金融リテラシーによって、変わってきます。
例えば、独身の方が、家族を養わなければならない立場の人に比べて、失敗しても家族に迷惑をかける心配がない分、高いリスクをとることができます。つまりリスク許容度が高いということです。
若い人は投資に際して時間を味方につけることができるので、リスク許容度が高い傾向にあります。
若い人は金融ショックをまともに受けて資産が大暴落しても、その分働いて取り戻す時間があるのでやり直しがききます。
お金の勉強をして、チャレンジすることが大事です。
社会人になって失敗するのと、学生のうちに失敗を経験するのでは、リスクが違います。
ただし、リスク許容度は人それぞれ違いますので、自身にあった投資をおこなってください。
投資用の口座を開く&自分に投資する
僕の周りに知識を持っている人がいなくて、本、ネットやYoutubeから情報を得て勉強して社会人になってから投資を始めました。
逆に周りに知識を持っている人がいなくてよかったと思ってます。
なぜかと言うと、「その人に頼ってしまうから」です。
自分の軸とリスク許容度があるので、他人のを参考にするのは良いことですが、頼る・鵜呑みにすることはあまり良い方法ではありません。
その中で、学生時代に投資を始めて、資産運用に触れて、金融情報について学んでいくことは、非常に大きな経験になります。
なぜかというと、投資を始めている人は増えてきてはいますが、まだまだマイナスイメージの固定観念を持ってらっしゃる方が多いのではと感じるからです。
僕が周りに投資の話をしたりすると、びっくりされて、
「えー、投資ってどうやって始めるん?」や「投資のリスク、怖くない?大丈夫?」「結構お金いる?」などよく言われます。
で、あらかた説明して理解してもらったところで、後日、本人に聞いてみると
「まだやってない」「説明聞いたけどやり方がいまいちわからんくなった」
という方がほとんどです。
なので、投資を始めるだけで周りとの大きな差が生まれます。
投資を始めるメリット
・資産運用についての知識を貯蓄できる。
・世界経済や日本経済の情報について感度が上がる。
・企業や業界についての勉強ができる。
・将来の資産形成ができる。
本やYouTubeなどの有用な情報をたくさん仕入れて、投資用の証券口座などを開設して、
少額から投資をしてみて、小さな成功体験をどんどん積んでいきましょう。
また、学生のうちに、自身のスキルを磨いたり、見聞を広めたりといった自己投資も大切です。
いま蓄えた知識は必ず将来に反映します。
積立投資していく
サイドFIREを目指す人にとっておすすめの投資方法のひとつが積立投資です。
積立投資とは金融商品(株式・投資信託・債券など)を一定の金額で定期的に購入する投資のことです。
積立投資のメリット
・少額で始められる
・購入タイミングに悩まない(感情に左右されない)
・投資に対する知識や経験が浅くても気にしなくてよい
・時間分散によってリスクを低減できる
初心者でも始めやすく、長期間に渡って投資を継続すれば複利の効果と経済の成長により資産の増大を期待できます。
特に、投資を始めたときは毎日の投資商品の値動きが気になります。
できれば、安い時に買いたいですよね。感情が入ってしまい、投機タイミングを見失うことがあります。
なので、感情に揺さぶられない積立投資の方が「どのタイミングで投資をしようか」というストレスを抱える心配ないのでおすすめです。
ポートフォリオを見直す
株式、投資信託や債券などの金融商品を購入したら終わりではありません。
そこがスタートです。
定期的にポートフォリオのメンテナンス(リバランス)を行ったりする必要があります。
ポートフォリオとは、株式が多いのか、債券が多いのか、どんな企業の銘柄が多いのか、どんな国の商品が多いのか、どんなバランスで投資しているのかということです。
リバランスは、株式、債券、投資信託などの価格が上下することによって、当初の割合が崩れてしまったポートフォリオを元の状態に戻すことです。
または、リスク許容度に応じて、運用のバランスを整えることです。
リバランスは定期的に行うことが大事です。
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