【MDT】メドトロニックの配当は買い?49年連続増配の医療機器株を初心者向けに解説

メドトロニック(MDT)の配当解説アイキャッチ

※記事にプロモーションが含まれる場合があります。

高配当株を調べていると、医薬品株や日用品株はよく目にしますよね。でも「医療機器の会社って配当はどうなの?」と気になったことはありませんか。

今回は、49年連続で増配を続ける医療機器の世界最大手「メドトロニック(MDT)」を取り上げます。配当の安定性やリスク、買い方まで、高配当株に興味がある初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきます。

ぽむ

こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!サイドFIREに向け、投資や節約に関する情報発信しています!

この記事はこのような人におすすめ!

  • 守りに強い連続増配株を探している人
  • 医薬品株以外のヘルスケア株も知りたい人
  • メドトロニックの配当が安全か確かめてから買いたい人
てぃむ

メドトロニックって聞いたことないかも。どんな会社なの?

ぽむ

心臓のペースメーカーや手術の道具をつくっている、医療機器の世界最大手だよ!病院で毎日使われる物が多いから、景気が悪くても売上が落ちにくいんだ。

この記事を3行でポイント解説
  • メドトロニックは49年連続増配中で、あと1年で「配当王」の仲間入り
  • 配当利回りは約3.1%、調整後利益に対する配当性向は約5割で無理のない水準
  • 弱点は株価の伸び悩みと事業分離の手間。1株から少額で始めるのが現実的

※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。

目次

メドトロニック(MDT)ってどんな会社?まず基本を押さえよう

てぃむ

医療機器の会社って、薬の会社とはなにが違うの?

ぽむ

薬の会社は「特許が切れると売上が急に減る」心配があるんだ。医療機器は手術や治療の現場に深く入りこんでいるから、急に置きかわりにくいのが強みだよ。

メドトロニックは、1949年にアメリカで創業した医療機器メーカーです。現在の本社はアイルランドにあり、ニューヨーク証券取引所に上場しています。

ペースメーカー、心臓のカテーテル治療の機器、脊椎の手術器具、手術ロボットなど、扱う製品は幅広いです。病院で毎日使われる「なくてはならない製品」が中心です。そのため、景気に左右されにくいディフェンシブ株(不景気でも業績が落ちにくい株)に分類されます。

項目内容
銘柄名メドトロニック(Medtronic plc)
ティッカーMDT
業種ヘルスケア(医療機器)
本社アイルランド(創業はアメリカ)
年間売上約364億ドル(2026年4月期)
連続増配49年(2026年10月時点)

メドトロニックの配当はどれくらい?利回りと連続増配をチェック

てぃむ

49年も増配してるってすごいね!配当はいくらくらいもらえるの?

ぽむ

1株あたり年2.88ドルだよ。3か月に1回、0.72ドルずつ受け取れる計算だね。

メドトロニックは2026年5月に増配を発表し、四半期配当を0.71ドルから0.72ドルに引き上げました。これで49年連続の増配です。50年続くと「配当王」と呼ばれるグループに入ります。

項目数値(2026年10月時点)
年間配当2.88ドル(四半期0.72ドル)
株価約93ドル(2026年10月21日終値)
配当利回り約3.1%
配当の支払い年4回(1・4・7・10月ごろ)
直近の増配率約1.4%

配当利回りは約3.1%で、S&P500全体の平均よりかなり高めです。一方で、直近の増配率は約1.4%と小さめでした。「大きく増えるわけではないけれど、毎年きちんと増える」タイプの銘柄といえます。

連続増配株の考え方は、こちらの記事でくわしく解説しています。

あわせて読みたい:【配当貴族・配当王とは】連続増配株の違いと選び方を初心者向けにやさしく解説

配当は安全?配当性向と業績から考えよう

てぃむ

増配が続いていても、無理して配当を出してたら怖いよね?

ぽむ

そこで見るのが「配当性向」だよ。利益のうち、どれくらいを配当に回しているかの割合なんだ。

配当性向とは、会社がもうけた利益のうち、配当として株主に配った割合のことです。高すぎると、業績が悪化したときに減配(配当を減らすこと)しやすくなります。

メドトロニックの2027年4月期の調整後EPS(1株あたり利益)の会社予想は、5.94〜6.00ドルです。年間配当2.88ドルで計算すると、配当性向は約5割になります。

ただし、買収費用などをふくむ会計上の利益(GAAP)で見ると、配当性向は高めに出ます。直近12か月の実績では約7割です(2026年10月時点)。どの利益で計算するかで数字が変わる点は覚えておきましょう。

項目数値
2026年4月期の売上約364億ドル(前年比+8.4%)
2026年4月期の調整後EPS5.53ドル
2027年4月期の調整後EPS予想5.94〜6.00ドル(2026年8月時点)
配当性向(調整後EPSベース)約48%

2026年8月に発表された決算では、心臓のカテーテル治療の機器が大きく伸び、通期の見通しも引き上げられました。

ぽむ家では個別株を選ぶとき、配当性向30〜50%を目安にしています。調整後の利益で見れば、メドトロニックはこの目安に入る数少ない連続増配株です。

配当性向の見方は、こちらの記事が参考になります。

あわせて読みたい:【配当性向とは】目安は何%?高配当株を選ぶときの見方を初心者向けに解説

買う前に知っておきたいリスク3つ

てぃむ

いいことばっかりに聞こえるけど、弱点はないの?

ぽむ

もちろんあるよ!特に「株価が伸びていない」のは知っておいてほしいな。

1. 株価が長く伸び悩んでいる

メドトロニックの株価は、5年前とくらべて3割以上下がっています(2026年9月時点)。配当は増えても株価は下がることがあるので、値上がり益を大きく期待する銘柄ではありません。

2. 糖尿病事業の分離で会社の形が変わった

メドトロニックは、糖尿病関連の事業(MiniMed)を別会社として切り離しました。分離の手続きは2026年10月に完了しています。分離にかかった費用が、しばらく利益を押し下げる可能性がある点には注意が必要です。

3. 本社がアイルランドにある

メドトロニックは米国の取引所で買えますが、本社はアイルランドです。楽天証券も、米国株の現地の税率は「企業の登記国によって異なる場合がある」と案内しています。配当にかかる税金が一般の米国株と違う可能性がある点は覚えておきましょう。

メドトロニックはこんな人に向いている

てぃむ

結局、どんな人なら買ってもいいの?

ぽむ

「株価より、配当が毎年増えていく安心感がほしい人」に向いているよ!

向いている人は、次のような人です。

  • 景気に強いディフェンシブ株を持ちたい人
  • 医薬品とは違うヘルスケア株で分散したい人
  • 少しずつでも増えていく配当を長く受け取りたい人

一方で、次のような人には向いていません。

  • 短期間で株価の値上がりを狙いたい人
  • 利回り5%以上の高配当を求める人

メドトロニックは1株から買えます。2026年10月時点の株価なら、1株1万円台で始められる計算です(為替により変動)。

メドトロニックは楽天証券の米国株取引で、1株から買えます。新NISAの成長投資枠でも米国株を買えるので、注文画面でNISA口座を選べるか確認してみてください。まずは口座だけ用意しておくと、買いたいタイミングを逃しません。

ぽむ家はメドトロニックをどうしている?

てぃむ

うちはメドトロニック持ってるの?

ぽむ

いまは持っていないよ。でも、注目している銘柄なんだ!

ぽむ家の投資の軸は高配当ETFです。毎週JEPQとSPYDを2株ずつ積み立てていて、個別株は資産の1%以内の「お楽しみ枠」と決めています。

メドトロニックは、いまは未保有ですが注目している銘柄です。買うとしたら、お楽しみ枠として資産の1%程度のイメージです。

いちばん気になっているのは、株価が伸び悩んでいる点です。配当が毎年増えても、株価が下がり続けると資産全体は増えにくいからです。

まとめ:メドトロニックは「守りの連続増配株」として少額から

メドトロニックは、49年連続で増配を続ける医療機器の世界最大手です。配当利回りは約3.1%で、調整後の配当性向も約5割と無理のない水準です。

一方で、株価の伸び悩みや事業分離のコストといった弱点もあります。値上がり益よりも、「毎年少しずつ増える配当」に価値を感じる人に向いた銘柄です。

いきなり大きく買う必要はありません。まずは証券口座を用意して、1株だけ買ってみるところから始めてみてください。

ぽむ

結論は「メドトロニックは、配当の安心感を高めたい人の守りの1銘柄」です。ただし株価の値上がりは期待しすぎず、少額から始めることが大前提です。

メドトロニックを買うなら楽天証券がおすすめ

ぽむ家では、メイン口座に楽天証券を使っています。米国株もすべて楽天証券で買っています。画面が見やすく、初心者でも米国株の注文で迷いにくいのが気に入っています。

メドトロニックのような米国の個別株も、楽天証券なら1株から買えます。口座を開いたら、まずは1株だけでも買ってみてください。3か月ごとに届く配当を一度体験すると、「配当が増えていく」感覚がぐっと身近になりますよ!

※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。

よくある質問

Q. メドトロニックの配当は年に何回もらえますか?

年4回です。1・4・7・10月ごろに、四半期ごとの配当が支払われます(2026年10月時点)。

Q. メドトロニックは新NISAで買えますか?

楽天証券では、新NISAの成長投資枠で米国個別株を買えます。メドトロニックを買うときも、注文画面でNISA口座を選べるか確認してみてください。

Q. メドトロニックは配当王ですか?

2026年10月時点では49年連続増配のため、まだ配当王ではありません。2027年も増配すれば、50年連続となり配当王の仲間入りです。

高配当株を買うための証券口座選びは、こちらの記事でくわしく比較しています。

あわせて読みたい:高配当ETFを買うなら?証券口座おすすめ比較【配当投資家が厳選3選】

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この記事を書いた人

20代社会人。2019年10月から投資を始め、資産からの所得で自由な生活を手に入れるサイドFIREを目指しています。

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