「利回り10%のARCCを買おうとしたら、証券会社で買えなかった…」という声をよく聞きます。人気のBDC銘柄なのに、なぜ日本では買えないのでしょうか。今回は、エイリス・キャピタル(ARCC)が日本で買えない理由と、今後また買えるようになるのかを、ぽむなりに考察していきます。



こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!サイドFIREに向け、投資や節約に関する情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- ARCCを買おうとしたのに、証券会社で注文できなかった方
- エイリス・キャピタルやBDCという言葉が気になっている方
- ARCCの代わりに、日本で買える高配当の選択肢を知りたい方



ARCCって、楽天証券で検索しても買えなかったんだけど…なんで?



実は、日本の大手ネット証券では、新しく買うことができないんだ。理由と、これからどうなりそうかを一緒に見ていこう!
- エイリス・キャピタル(ARCC)は、楽天証券では2021年12月から新規の買付が停止されています。
- 停止の背景には、日本で売るために必要な金融庁への届出がされていない、という事情があるとされています。
- 発行体側に届出をするメリットが小さいため、買付が再開される可能性は低いとぽむは考えています。
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
エイリス・キャピタル(ARCC)ってどんな会社?



そもそもARCCって、どんな会社なの?



中堅企業にお金を貸して、その利息を配当で配る会社だよ。「BDC」っていう種類なんだ!
エイリス・キャピタル(ARCC)は、米国のBDC(ビジネス・ディベロップメント・カンパニー)の最大手の一つです。BDCとは、中堅企業向けの融資を専門に行い、利息収入を株主に配当として配る上場会社のことです。
| 項目 | 内容(2026年10月時点) |
|---|---|
| ティッカー | ARCC(NASDAQ上場) |
| 事業内容 | 中堅企業への融資(BDC) |
| 配当利回り | 約10% |
| 1株あたり配当 | 年1.92ドル(四半期ごとに0.48ドル) |
| 投資先の数 | 約600社(2026年6月末時点) |
BDCは、利益の大部分(税制上は9割以上)を株主に配るルールの下で運営されています。そのため利回りが高く、米国では高配当好きの投資家に人気があります。
ARCCは日本で買える?証券会社ごとの状況



楽天証券だけじゃなくて、ほかの証券会社でもダメなの?



大手ネット証券は、ほとんど買えない状態だね。もう持っている人が売ることはできるよ!
| 証券会社 | ARCCの状況(2026年10月時点) |
|---|---|
| 楽天証券 | 2021年12月3日から新規買付停止(売却のみ可) |
| マネックス証券 | 2020年11月13日から新規買付停止(売却のみ可) |
| SBI証券 | 取扱いなし(2019年に取扱い不可と判断) |
| PayPay証券 | 2022年1月から新規買付停止 |
楽天証券では、ARCCは「売付のみ受付銘柄」に入っています。つまり、すでに持っている人は売れるが、新しくは買えない状態です。
moomoo証券など、一部の証券会社では取り扱いがあるという情報もあります。ただし取扱状況は変わりやすいので、利用する前に各社の公式情報で確認してください。
なぜ買えないの?届出がないという「法律の壁」



人気の銘柄なのに、なんで止められちゃったの?



ざっくり言うと、「日本で売るための書類が出ていない」からなんだ。
BDCは「投資法人」に近いと考えられている
BDCは、集めたお金を企業に貸して運用する会社です。この仕組みが、日本でいう「投資法人」(投資家のお金で運用する法人)に近いと考えられています。
日本の法律では、外国の投資法人に近い商品を国内で売るとき、運用会社や発行体が金融庁へ届出をすることが求められます。マネックス証券は2020年11月の停止時に、「金融庁長官への届出が必要な銘柄なのに、届出がないまま注文を受けていた」と説明しています。
届出がないまま取引されていた
ARCCについては、この届出がされていないとされています。そのため、法律に沿うよう、証券会社が順番に買付を止めたという流れです。
楽天証券の告知では、具体的な理由は書かれていません。ただし、時期や他社の説明から見ると、同じ事情と考えるのが自然です。
今後また買えるようになる?ぽむの考察



じゃあ、いつかまた買えるようになるのかな?



正直、ぽむは「しばらくは難しい」と思っているよ。理由を3つ説明するね!
① 発行体に届出をするメリットが小さい
再開には、エイリス側が日本向けに届出をする必要があると考えられます。ARCCは米国で十分に資金を集められているので、手間とコストをかけて日本向けの手続きをする理由は小さそうです。
② 停止から何年たっても、再開の動きがない
楽天証券の停止は2021年12月からです。それから約5年たっても、再開の告知は見当たりません。「待てば買える」と期待しすぎないほうがよいと考えています。
③ 再開があるとすれば、制度か発行体が変わるとき
可能性があるとすれば、日本の制度の見直しや、日本の個人投資家の需要が大きくなり、発行体が届出を選ぶケースです。いずれも、ぽむの推察の域を出ません。
ここまでをまとめると、ARCCの買付再開は「起きればラッキー」くらいに考えておくのが現実的です。
ARCCの代わりに、日本で買える高配当の選択肢



ARCCが買えないなら、ほかに高配当で買えるものはあるの?



国内のネット証券で買える高配当ETFなら、たくさんあるよ。うちはそっちが中心なんだ!
ARCCほどの利回りではありませんが、日本の証券会社で買える米国の高配当ETFがあります。
| ETF | 特徴 |
|---|---|
| SPYD | S&P500の高配当80銘柄に投資 |
| VYM | 500銘柄以上に分散した高配当ETF |
| JEPQ | オプション取引も使い、毎月分配する高配当ETF |
どれも楽天証券で、1株から買えます(2026年10月時点)。個別のBDCとちがい、たくさんの企業に分散できるのも安心材料です。
ARCCは買えなくても、SPYDやVYMのような高配当ETFなら、楽天証券の口座ですぐに始められます。まだ口座がない方は、まず無料の口座開設から始めてみましょう。
ぽむ家の場合:高配当ETFを軸にコツコツ
ぽむ家の投資の軸は、高配当ETFです。毎週JEPQを2株、SPYDを2株ずつ買い、毎月投資信託も2万円分を積み立てています。分配金は現金で受け取らず、全額を再投資しています。



ぽむは、ARCCを持ってないの?



実は、まだ買えた時期にARCCを26株買っていて、いまも持ち続けているよ!
ぽむ家は、ARCCが買えた時期に26株を買い、いまも保有し続けています。買付停止後も、持っている分は売らずにそのまま持っています。
個別株は、資産の1%以内の「お楽しみ枠」と決めています。新しく買えない銘柄を追いかけるより、買える高配当ETFでコツコツ積み立てるほうが、ぽむ家には合っていると感じています。
まとめ:ARCCは「買えない理由」を知って、買える銘柄で高配当投資を
エイリス・キャピタル(ARCC)は、届出の問題で日本の大手ネット証券では新しく買えません。再開の可能性も低いと考えられます。
高配当投資がしたいなら、日本で買える高配当ETFを軸にするのが現実的です。まずは口座を用意して、1株だけでも買ってみると、配当投資の感覚がつかめます。



結論は、ARCCは「待つより、買える高配当ETFで始める」のがおすすめです。ただし、どの銘柄もリスクを理解してから買うことが大前提です。
私もメイン口座は楽天証券で、毎週SPYDとJEPQを積み立てています。高配当ETFは1株から買えるので、口座を開いたら、まずは1株だけでも買ってみましょう。
※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
よくある質問
Q. ARCCはNISAで買えますか?
大手ネット証券では新規の買付ができないため、NISAでも買えません(2026年10月時点)。
Q. すでに持っているARCCは売れますか?
楽天証券やマネックス証券では、新規買付は停止されていますが、保有分はそのまま持ち続けることも、売却することもできます。ぽむも、買えた時期に買った26株を保有し続けています。
Q. ARCCの代わりになる銘柄はありますか?
同じBDCの代わりは見つけにくいですが、日本で買える高配当ETF(SPYD・VYM・JEPQなど)が選択肢になります。
高配当ETFを買う証券口座の選び方は、こちらの記事で解説しています。
▶ 高配当ETFを買うなら?証券口座おすすめ比較【配当投資家が厳選3選】
高利回りの落とし穴は、こちらの記事で詳しく解説しています。











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