「ETF以外の個別株でも、もう少し配当をもらえる銘柄がほしい」——そう思って米国のエネルギー株を調べると、必ず出てくるのがエクソンモービル(XOM)とシェブロン(CVX)です。今回は、シェブロン(CVX)の配当は買いなのかを、先日くわしく解説したエクソンモービル(XOM)と比べながら、投資初心者の方にもわかりやすく解説していきます。



こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!サイドFIREに向け、投資や節約に関する情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- ETF以外の米国個別株で、もう少し高い配当をねらいたい方
- エクソンモービル(XOM)とシェブロン(CVX)のどちらを買うか迷っている方
- エネルギー株の配当の「安全性」と「リスク」を初心者向けに知りたい方



ねえ、この前エクソンモービルっていう石油の会社をやってたよね?シェブロンもまた石油の会社でしょ?なんで2つもやるの?



そうなんだよ。実はアメリカの石油大手は「2強」で、エクソンとシェブロンはよく比較されるんだ。でもこの2つ、配当利回りも性格もけっこう違うんだよ。



えっ、同じ石油なのに違うの?



うん。ざっくり言うと、シェブロンのほうが「配当は少し多めだけど、無理して出している度合いも少し高め」。そこを今日はていねいに見ていくね。
- シェブロン(CVX)は約38年連続で増配している、エネルギー業界を代表する高配当の優良株(2026年9月時点)
- 配当利回りは約3.5%で、エクソンモービル(XOM/約2.5%)より一段高い。ただし配当性向も高めで、原油価格の影響を受けやすい
- 「ETFに少し高配当の個別株をプラスしたい人」には候補になるが、主役はあくまで高配当ETF。個別株は少額から
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
シェブロン(CVX)ってどんな会社?まず基本から



そもそもシェブロンって、どんな会社なの?



アメリカを代表する石油・ガスの超大手だよ。ガソリンスタンドから油田の開発まで、エネルギーを「掘るところ」から「売るところ」まで手がけている会社なんだ。
シェブロン(Chevron)は、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く石油・ガスの大手企業です。原油や天然ガスの開発(上流)から、精製・販売(下流)までを一貫して手がける「総合エネルギー企業」で、世界中で事業を展開しています。
投資家の世界では、同じアメリカのエクソンモービル(XOM)と並んで「米国石油メジャーの2強」として知られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄名 | シェブロン(Chevron) |
| ティッカー | CVX |
| 市場 | ニューヨーク証券取引所(NYSE) |
| セクター | エネルギー(石油・ガス) |
| 株価 | 約204ドル(2026年9月末時点) |
| 配当利回り | 約3.5%(同上) |
| 年間配当 | 約7.12ドル(同上) |
| 配当回数 | 年4回 |
シェブロンの配当の魅力は「約38年の連続増配」



配当がいい会社ってことは分かったけど、何がそんなにすごいの?



一番は「増配の歴史」だよ。シェブロンは約38年近く、毎年のように配当を増やし続けているんだ。リーマンショックもコロナショックも乗り越えてね。
配当を長く増やし続けられるのは、それだけ事業が安定してお金を生み出している証拠でもあります。シェブロンは約38年連続で増配しており(2026年9月時点)、これはアメリカでも「配当貴族」と呼ばれる優良企業の証です。
- 配当利回り:約3.5%(2026年9月末時点)
- 年間配当:約7.12ドル(四半期ごとに約1.78ドル×4回)
- 連続増配:約38年
利回り約3.5%は、日本の高配当株や高配当ETFと比べても見劣りしない水準です。しかも「毎年少しずつ配当が増えてきた実績」があるので、長く持つほど受け取る配当が育っていく期待が持てます。
ただし「配当性向」は高めなので要チェック



いいことばっかりに聞こえるけど、注意点はないの?



あるよ。「配当性向」っていう数字が高めなんだ。これは利益のうちどれくらいを配当に回しているかを表す割合でね。
配当性向(はいとうせいこう)とは:会社が稼いだ利益のうち、何割を配当として株主に配っているかを示す割合。
シェブロンの配当性向は約68%(2026年9月時点)。つまり利益のうち約7割を配当に回している計算です。これ自体はすぐに問題になる水準ではありませんが、後で説明するエクソンモービル(約37%)と比べるとかなり高め。原油価格が下がって利益が減ると、配当の余裕も小さくなりやすい、という点は頭に入れておきましょう。
エクソンモービル(XOM)と何が違う?ひと目で分かる比較



で、結局エクソンとシェブロン、どっちがいいの?



性格が違うから「どっちが上」とは言い切れないんだ。表にするとイメージしやすいよ。
石油メジャー2強の配当まわりを比べると、次のようになります。
| 項目 | シェブロン(CVX) | エクソンモービル(XOM) |
|---|---|---|
| 株価 | 約204ドル | 約163ドル |
| 配当利回り | 約3.5% | 約2.5% |
| 年間配当 | 約7.12ドル | 約4.12ドル |
| 配当性向 | 約68% | 約37% |
| 連続増配 | 約38年 | 約43年 |
| 配当回数 | 年4回 | 年4回 |
※いずれも2026年9月時点
- シェブロン(CVX):利回りは高め(約3.5%)。そのぶん配当性向も高く、原油価格の影響を受けやすい=「配当を今しっかりもらいたい人向け」
- エクソンモービル(XOM):利回りは控えめ(約2.5%)。でも配当性向が低く連続増配も長い=「増配の安心感を重視する人向け」



なるほど〜。“今の配当の多さ”を取るか、“安心感”を取るか、って感じなんだね。



そういうこと!どっちも優良企業だから、自分がどっちを大事にするかで選べばいいんだよ。
買う前に知っておきたいリスク3つ



優良企業って言っても、株だからリスクはあるんだよね?



もちろん。特にエネルギー株ならではの注意点が3つあるよ。買う前にここは必ず押さえてほしいな。
① 原油価格に業績が左右される
シェブロンの利益は原油・天然ガスの価格に大きく影響されます。価格が下がると利益も減り、株価や「増配のペース」に影響が出ることがあります。
② 配当性向が高めで、不況時は余裕が小さい
前述のとおり配当性向は約68%。好況時は問題なくても、原油安で利益が落ち込むと配当の余力は小さくなります。過去には業績が厳しい局面でも配当を維持した実績がありますが、「絶対」はありません。
③ 為替(ドル円)の影響を受ける
米国株なので、配当はドルで支払われます。受け取るときの為替レートによって、円でもらえる金額は増減します。円高になると、円換算の配当は目減りします。
シェブロンが向いている人・向いていない人



結局、どんな人が買うといいの?



こんな感じで分けられるよ。
向いている人
- 高配当ETFに加えて、少し利回りの高い個別株をプラスしたい人
- エネルギーセクターを長期で保有し、増配を楽しみたい人
- 原油価格の上下にあわてず、どっしり持てる人
向いていない人
- 値動きの小ささ・安定だけを最優先したい人
- 1銘柄に大きな金額を集中させたい人(個別株は分散が大前提)
- 為替や原油の変動が気になって夜も眠れない人
「自分は向いていそう」と思った方は、まず1株から試してみるのがおすすめです。シェブロンは米国株なので、楽天証券などのネット証券に口座があればスマホから数分で買えます。口座がまだなら、無料で作れる楽天証券で準備しておくと、いざという時にすぐ動けます。
シェブロン(CVX)の買い方(新NISAでも買える)



買い方って難しくないの?英語の手続きとか…?



ぜんぜん難しくないよ。日本のネット証券なら、全部日本語でスマホから完結するんだ。
シェブロン(CVX)は米国の個別株なので、米国株を扱うネット証券(楽天証券・SBI証券など)で購入できます。手順はシンプルです。
- 証券口座を開設する(無料・スマホで完結)
- 口座に入金する
- 外国株式の取引画面で「CVX」を検索する
- 株数を指定して買い注文を出す(1株から買えます)
新NISAの「成長投資枠」を使えば、配当や売却益にかかる税金(通常は約20%)が非課税になります。ドルで受け取る配当には現地課税(米国で10%)が残る点だけ注意しましょう。
ぽむ家の場合:エネルギー株との付き合い方
正直にお伝えすると、ぽむはシェブロン(CVX)を保有していません(2026年10月時点)。
ただ、ディフェンシブで連続増配を続けるエネルギー株は、ポートフォリオに入れておきたいと思っています。以前はエクソンモービル(XOM)を7株保有していましたが、2023年12月に利確しました(現在は未保有)。CVXのような連続増配の高配当株も、お楽しみ枠の範囲で少しずつ検討したい銘柄のひとつです。
ぽむ家の投資の軸は、あくまで高配当ETF(VYM・JEPQ・SPYDなど)です。個別株は「お楽しみ枠」として、資産の1%以内を目安に、応援したい・今後に期待できると思う銘柄に少しずつ投資しています。
毎週の積立は、楽天証券でJEPQを2株・SPYDを2株、加えて毎月投資信託を2万円分(2026年9月時点)。分配金はいまは受け取らず、サイドFIRE達成までは再投資に回しています。
まとめ:シェブロンは「配当を今ほしい人」のエネルギー株
ここまでをまとめます。
- シェブロン(CVX)は約38年連続増配の優良エネルギー株。利回りは約3.5%でXOM(約2.5%)より高め
- そのぶん配当性向は高く、原油価格の影響を受けやすい。安心感重視ならXOM、利回り重視ならCVX
- 主役は高配当ETF。CVXはあくまで「お楽しみ枠」として少額・分散で
情報を知っただけでは、配当は1円も入ってきません。理解した今なら、まずは1株から。少額で買ってみると、配当が実際に届く感覚がつかめて、投資がぐっと身近になります。



結論は、「シェブロンは“今の配当”を重視する人向けの優良エネルギー株」です。ただし主役は高配当ETF、個別株はお楽しみ枠で少額から、が大前提です。
シェブロンのような米国株を買うには、米国株に対応した証券口座が必要です。私(ぽむ)はメインで楽天証券を使っていて、毎週コツコツ高配当ETFを積み立てています。口座開設は無料で、スマホから数分。開設したら、まずは1株だけでも買ってみると、配当が届く楽しさを実感できますよ。
※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
よくある質問(FAQ)
シェブロン(CVX)は新NISAで買えますか?
はい。楽天証券やSBI証券などの「成長投資枠」で購入できます。非課税で配当を受け取れますが、米国での現地課税(10%)は残ります。
エクソンモービル(XOM)とシェブロン(CVX)、初心者はどっちがいい?
「配当利回りの高さ」を取るならCVX(約3.5%)、「増配の安心感」を取るならXOM(約2.5%)です。迷うなら、まず高配当ETFを軸にして、個別株は少額で試すのがおすすめです。
1株いくらから買えますか?
2026年9月末時点で約204ドルです。日本のネット証券なら1株から購入できます。











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