高配当ETFを調べていると、VYMやSPYDと並んでよく名前が出てくるのが「HDV」です。
「でも、HDVってNISAで買えなくなったって聞いたけど…?」と不安になった方も多いのではないでしょうか。
今回は、高配当ETFを選び中の方に向けて、HDVについて解説していきます。
2026年の毎月分配化による変化や、VYM・SPYDとの違いもわかりやすくまとめました。



こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!サイドFIREに向け、投資や節約に関する情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- HDVとVYM・SPYDのどれを買うか迷っている人
- HDVがNISAで買えなくなった理由と対策を知りたい人
- 景気に左右されにくい高配当ETFを探している人



HDVって名前はよく見るけど、VYMとかSPYDと何が違うの?



ひとことで言うと「財務が強い高配当株に絞って持つETF」だよ!ただ2026年6月から毎月分配になって、NISAでは新しく買えなくなったんだ。
- HDVは財務の健全さで選んだ約75銘柄の高配当ETF。生活必需品・エネルギー・ヘルスケアが中心
- 2026年6月に毎月分配へ変更され、NISA成長投資枠では新規で買えなくなった
- NISAで持ちたいなら東証版(2013)、特定口座ならHDV本体、と使い分けるのが現実的
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
HDVってどんなETF?まず基本を押さえよう



そもそもETFってなんだっけ?



たくさんの株をひとまとめにした「株の詰め合わせパック」だよ。1つ買うだけで何十社にも分散できるんだ。
HDVは、ブラックロック社が運用する「iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF」です。
Morningstar Dividend Yield Focus Indexという指数に連動します。
連動する指数とは?
ETFが「お手本」にしている銘柄リストのこと。HDVはこのリストと同じ動きを目指します。
この指数の特徴は、配当利回りだけでなく財務の健全さも見て銘柄を選ぶ点です。
つまり「利回りは高いけど経営が危ない会社」を入りにくくしています。
| 項目 | HDVの基本情報 |
|---|---|
| 正式名称 | iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF |
| 運用会社 | ブラックロック |
| 設定日 | 2011年3月29日 |
| 経費率 | 0.08% |
| 銘柄数 | 74銘柄(2026年10月時点) |
| 直近12か月配当利回り | 約3.3%(2026年8月末時点) |
| 分配回数 | 毎月(2026年6月から。以前は年4回) |
※数値は2026年10月時点の公式サイト等によります。
業種は「生活必需品」と「エネルギー」が中心
HDVの上位業種は次のとおりです(2026年10月時点)。
| 業種 | 比率 |
|---|---|
| 生活必需品 | 約26.7% |
| エネルギー | 約24.6% |
| ヘルスケア | 約13.5% |
| 公益 | 約11.1% |
| 一般消費財 | 約9.3% |
生活必需品やヘルスケアは、不景気でも売上が落ちにくい業種です。
ディフェンシブ(景気に左右されにくい守りの業種)な構成といえます。
一方で、エネルギー比率が高いので、原油価格の影響は受けやすくなります。
HDVの将来性やリスクをもっと詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
あわせて読みたい:HDVの将来性・リスク・投資ポイント



ぽむ家のブログで紹介してたエクソンとかP&Gも入ってそうだね!



そうそう!個別株で1社ずつ買う代わりに、ああいう会社をまとめて持てるのがHDVの良さだよ。
2026年6月の変更点:HDVはNISAで買えなくなった?



えっ、NISAで買えないってどういうこと?もう持ってる人はどうなるの?



新しく買うのがダメになっただけで、すでにNISAで持っている分はそのまま持っていて大丈夫だよ。
HDVは2026年6月から四半期分配(年4回)→毎月分配(年12回)に変わりました。
新NISAの成長投資枠では、毎月分配型の商品は対象外とされています。
そのため、HDVはNISA成長投資枠で新規に買えなくなりました(2026年10月時点)。
ポイントを整理すると、次のとおりです。
- NISAで既に持っているHDVは、売らずに保有を続けられる
- 特定口座(課税口座)なら、これまでどおりHDVを買える
- NISAで持ちたい場合は、東証に上場している「2013(iシェアーズ 米国高配当株 ETF)」が選択肢
東証版「2013」とは?
2013は、主にHDVに投資する日本の取引所で買えるETFです。
2026年10月時点では年4回分配のままで、NISA成長投資枠の対象とされています。
経費率は約0.12%と、HDV本体より少し高めです。



じゃあNISAなら2013、特定口座ならHDV本体ってこと?



そういうこと!円で買えるのも2013のうれしいところだね。
HDV・VYM・SPYDを比べてみよう



ぽむ家はVYMとSPYDを持ってるよね?HDVと何が違うの?



一番の違いは「何を基準に銘柄を選んでいるか」だよ!
| 項目 | HDV | VYM | SPYD |
|---|---|---|---|
| 銘柄数 | 約75 | 約580 | 約80 |
| 銘柄の選び方 | 高配当+財務の健全さ | 平均以上の配当利回り | 利回り上位80社を均等に |
| 経費率 | 0.08% | 0.06% | 0.07% |
| 配当利回り目安 | 約3.3% | 約2.5% | 約4.5% |
| 分配回数 | 毎月 | 年4回 | 年4回 |
| NISA成長投資枠 | 新規×(2013は○) | ○ | ○ |
※VYM・SPYDの数値は2026年10月時点の目安です。
3つの性格をひとことで
- VYM:銘柄数が多く、とにかく分散したい人向けの「優等生」
- SPYD:利回り重視。そのぶん不動産・金融が多く値動きは荒め
- HDV:財務の強い会社に絞った「守りの高配当」
HDVが向いている人・向いていない人
向いている人
- 不景気に強いディフェンシブな高配当ETFがほしい人
- VYMやSPYDとは違う業種の比率で分散したい人
- 毎月の配当でキャッシュフローを整えたい人
向いていない人
- NISAだけで投資を完結させたい人(2013を検討)
- 原油価格の影響を受けたくない人
- 配当よりも値上がり益を重視したい人
HDVは楽天証券なら、米国株の取引画面から1株単位で買えます。
NISA用の2013も同じ口座で買えるので、使い分けがしやすいのも安心です。
まだ口座がない方は、まず無料の口座開設だけ済ませておくとスムーズです。
買う前に知っておきたい注意点3つ



毎月配当がもらえるなら、むしろいいことじゃないの?



もらえる回数が増えるだけで、年間の合計が増えるわけじゃないんだ。そこは勘違いしやすいポイントだね。
1. 毎月分配でも、年間の配当総額は増えない
年4回が年12回に分かれただけで、1年間の配当の合計は変わりません。
「毎月もらえる=お得」ではないことは押さえておきましょう。
2. エネルギー株の比率が高い
エネルギーが約4分の1を占めるため、原油価格が下がると株価や配当が影響を受けます。
VYMなどと組み合わせて、業種のかたよりをならすのがおすすめです。
3. 特定口座では税金が二重にかかる
米国ETFの配当には、米国で10%、日本で約20%の税金がかかります。
特定口座なら、確定申告の外国税額控除(二重に取られた税金を取り戻す制度)で一部を戻せます。
あわせて読みたい:高配当株の罠
ぽむ家はHDVをどう考えている?



で、ぽむ家はHDVを持ってるの?



持ってるよ!HDVは85株持っていて、株価が下がったときに買い増ししたい銘柄なんだ。
ぽむ家のメインは、VYM・JEPQ・SPYDなどの高配当ETFです。
ぽむ家のHDVの保有状況は、85株・平均買付単価22.88ドル(買付総額は約1,945ドル)です。
VYM・SPYDとHDVは、高配当ETF同士で分散する目的で組み合わせて持っています。
まとめ:HDVは「守りの高配当」。NISAなら2013で代用しよう
- HDVは財務の強い約75社に絞った、ディフェンシブな高配当ETF
- 2026年6月の毎月分配化で、NISA成長投資枠では新規に買えない
- NISAなら2013、特定口座ならHDV本体と使い分けるのが現実的
VYMやSPYDとは性格が違うので、組み合わせると業種の分散にも役立ちます。
仕組みを理解した今なら、少額から始めても大丈夫です。
まずは口座を用意して、1株から試してみましょう。



12か月毎月配当になりましたが、中身は変わりません。ただ、また違った味を出すETFになったと思っています。
HDV・2013を買うなら楽天証券
ぽむ家では、株価が下がったときに買い増ししたい銘柄としてHDVを持っています。
HDVも東証版の2013も、楽天証券ならひとつの口座で買えます。
NISAでは2013、特定口座ではHDV本体と、目的に合わせて選べるのが便利です。
口座開設は無料なので、まずは開設して1株だけでも買ってみましょう。
配当が口座に届くと、「お金が働いてくれる」感覚がきっと実感できますよ!
※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
よくある質問
Q. NISAで持っているHDVは売らないといけませんか?
売る必要はありません。新規で買えなくなっただけで、保有は続けられます(2026年10月時点)。
Q. HDVとVYM、初心者ならどちらがいいですか?
分散を重視するならVYM、景気に強い業種を厚めに持ちたいならHDVが候補です。NISAでの買いやすさではVYMに分があります。
Q. 2013とHDVの違いは何ですか?
2013は主にHDVに投資する東証上場のETFです。円で買え、NISA成長投資枠の対象ですが、経費率はHDVより少し高めです。
高配当ETFを買う証券口座で迷ったら、こちらで比較しています:証券口座おすすめ比較











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