1月の権利落ちの優待株は約30銘柄です。1月優待株に注目して、おすすめ株主優待や株主優待を選ぶポイントを解説していきます。1月の優待は、1年の中で選べる銘柄数が多い月ではありませんが、中でもおすすめの銘柄を5つご紹介します。
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この記事はこのような人におすすめ!
- 1月の株主優待銘柄のおすすめが知りたい
- 1月の株主優待ではどんなものがもらえるか知りたい
株主優待って調べてみるだけでも楽しいよね!
今回は、1月の株主優待銘柄を個人的におすすめな銘柄も含めて紹介するよ!また、最後に損したくない株主優待の選び方も解説するよ!
1月権利確定のおすすめ株主優待銘柄5選
- 稲葉製作所(3421)
- ダイドーグループホールディングス(2590)
- ミサワ(3169)
- ストリーム (3071)
- 積水ハウス(1928)
株主優待で損したくない銘柄の選び方のポイント
- 企業の「財務健全性」をチェック
- 企業や業界の「成長性」に注目
- 配当金や優待の持続性をチェック
この記事では、1月のおすすめ優待株をいくつかピックアップしご紹介していきます。
まずは株の権利確定日・権利落ち日を理解しよう
株主優待を受けるためには、株主になるタイミングが非常に重要です。ここでは、株の権利付き最終日と権利落ち日について詳しく解説します。
権利付き最終日とは?
権利付き最終日は、株主優待や配当金を受け取るために必要な条件を満たすための基準日です。つまり、この日までに株を保有していることが必要です。
たとえば、1月の優待を受け取りたい場合、1月の権利付き最終日に株を保有している必要があります。権利付き最終日を過ぎてから株を買っても、優待はもらえません。
権利落ち日とは?
一方で、権利落ち日は、権利確定日を過ぎた次の日で、配当だけをもらうならこの日から株を売却しても良いです。権利落ち日以降に株を購入した場合、その期の株主優待や配当金を受け取る権利はありません。権利落ち日になると、企業の株価は通常、優待や配当金を反映して下落する傾向があります。これは、優待や配当金の権利が切れるため、投資家がその権利を求めて株を売るためです。
権利付き最終日と権利落ち日を見逃さないために
株主優待を狙って投資を行う場合、権利付き最終日と権利落ち日をきちんと把握しておくことが重要です。特に、権利付き最終日直前に株を購入しようと考えている場合、そのタイミングを逃すと優待を受けられなくなります。
1月権利確定のおすすめ株主優待銘柄5選
1月権利確定のおすすめ株主優待銘柄5選
- 稲葉製作所(3421)
- ダイドーグループホールディングス(2590)
- ミサワ(3169)
- ストリーム (3071)
- 積水ハウス(1928)
※株主優待の権利を獲得するには、権利付き最終日までに株を購入する必要があります。権利付き最終日以降に買付しても、株主優待を受ける権利を得ることはできませんのでご注意ください。
※株主優待・配当金は企業の判断で廃止・改変になる場合がありますので、最新の株主優待情報はホームページ等にてご確認ください。
① 稲葉製作所(3421)
イナバの物置は「100人乗っても大丈夫」のCMで有名だよね!
稲葉製作所は、業務用および家庭用物置やガレージを製造する日本を代表するメーカーです。耐久性と使いやすさを追求した製品が特徴で、全国に広がる販売網を持っています。また、環境負荷を抑えた製造プロセスを採用するなど、持続可能性への取り組みにも注力しています。
- 優待内容①: オリジナル図書カード
- 1000株以上:1,000円相当の図書カード(1月のみ)
- 優待内容②: オリジナル図書カードまたは地域特産品から選択
- 100株以上:1,000円相当の図書カード(7月のみ)
- 300株以上:3,000円相当の図書カードまたは地域特産品より1品選択
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額(1月): 1,760,000円(2024年12月5日現在)
- 配当利回り: 2.39%(2024年12月5日現在)
- 権利付き最終日:2025年1月29日
1月の優待獲得の為の最低金額はかなり高値ですが、長期保有であれば、7月には300株以上で3,000円相当の図書カードがゲットできます。
② ダイドーグループホールディングス(2590)
自動販売機でおなじみのダイドードリンコを中核とするグループ企業です。飲料製品の開発・販売のほか、食品分野にも事業を展開。
安定的な需要が見込まれる飲料市場で堅実な経営を続けており、ユニークな株主優待も人気です。
- 優待内容①: 自社グループ商品の優待価格販売
- 1株以上:グループ商品を優待価格で購入でき、対象商品はダイドードリンコの飲料・健康食品等です。
- 優待内容②: 株主優待品(1月のみ)
- 200株以上:6,000円相当の株主優待品
※200株以上を6ヶ月以上継続保有(7月・1月の株主名簿に同一株主番号で連続2回以上記載)の株主のみに贈呈
- 200株以上:6,000円相当の株主優待品
- 優待内容③: 記念品(7月のみ)
- 200株以上:記念品を進呈
※継続保有が5年を超えた年の1回に限り贈呈
- 200株以上:記念品を進呈
- 保有株数: 1株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 3,530円(2024年12月5日現在)
- 配当利回り: 0.85%(2024年12月5日現在)
- 権利付き最終日:2025年1月16日
こちらだけ、権利付き最終日が異なりますのでご注意下さい!
権利付き最終日は2025年1月16日です。
③ ミサワ(3169)
デザイン性に優れた家具やインテリア雑貨を取り扱うミサワは、全国展開する「unico」ブランドで知られています。おしゃれで実用的な商品が幅広い層に支持されており、特に若年層や新生活を始める人に人気です。優待は雑貨好きにはたまらない内容です。
- 優待内容: 5,000円相当の優待品または5,000円相当の優待券
- 全国のunicoやオンラインショップで使える 5,000円優待券やunicoオリジナルタオルセットなどの商品から1つ選ぶ
- 保有株数: 300株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 204,300円(2024年12月5日現在)
- 配当利回り: 1.17%(2024年12月5日現在)
- 権利付き最終日:2025年1月29日
株主優待と配当を組み合わせた利回りは約3.6%と高めです。
スタイリッシュな家具やインテリアを買うのに使える5000円相当の優待券は嬉しいです。
④ ストリーム (3071)
ストリームは、家電や雑貨などを取り扱うネット通販事業を主力としています。自社運営のショッピングサイト「ECカレント」や子会社運営の「エックスワン」では幅広い商品を取り扱い、低価格での提供が特徴です。小資本で始められる投資対象として注目されています。
- 優待内容: 優待割引券(オンラインショップで利用可)
- 100株以上:1,000円相当の優待割引券1枚
- 2,500株以上:1,000円相当の優待割引券3枚
- 5,000株以上:1,000円相当の優待割引券5枚
- 10,000株以上:10,000円相当の優待割引券1枚
- 50,000株以上:10,000円の優待割引券5枚
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 10,200円(2024年12月5日現在)
- 配当利回り: 2.94%(2024年12月5日現在)
- 権利付き最終日:2025年1月29日
優待はかなり少額で獲得することができます!
⑤ 積水ハウス(1928)
日本有数の住宅メーカーである積水ハウスは、戸建て住宅や賃貸住宅の設計・建築から不動産事業まで幅広く手掛けています。高い品質と顧客満足度を誇り、環境配慮型住宅の分野でも業界をリード。安定した経営基盤を持ち、優待・配当ともに充実しています。
- 優待内容: 新米(新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kg)
※発送は10月下旬~11月上旬ごろ - 保有株数: 1000株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 3,602,000円(2024年12月5日現在)
- 配当利回り: 3.58%(2024年12月5日現在)
- 権利付き最終日:2025年1月29日
積水ハウスは高配当銘柄でも有名です。優待獲得はかなり高額な投資になりますが、コツコツ投資を重ね、1000株以上保有していると新米が届きます。
株主優待で損したくない銘柄の選び方は!?
株主優待は魅力的な特典が多いですが、投資としては慎重に銘柄を選ぶことが重要です。優待目当てで購入した株が値下がりすると、結果的に損失につながる可能性もあります。
株主優待で損したくない銘柄の選び方のポイント
- 企業の「財務健全性」をチェック
- 企業や業界の「成長性」に注目
- 配当金や優待の持続性をチェック
特に、優待クロスではなく、長期保有で資産を育てたい方にとっては、企業の財務状況や成長性をしっかりと確認しておくことが大切です。ここでは、損失を回避しやすい株主優待銘柄の選び方について解説します。
- 優待クロスとは
株主優待を狙いつつリスクを抑えるための手法です。まず、株主優待がもらえるタイミングで株を買いますが、同時に信用取引によって同じ銘柄を売る「空売り」を行うことで、株価の変動しても利益と損失が相殺され、株価下落リスクを避けられます。こうすることで、株価の値動きに左右されずに優待のみを受け取れるため、優待や配当のみを得たい人に利用されるテクニックです。
1. 企業の「財務健全性」をチェック
企業が安定しているかどうかを知るための大事なポイントは、「自己資本比率」という数字です。自己資本比率が高いほど、会社が自分のお金で運営できる力が強いということです。
多くの専門家は、40%以上が安心の目安と言われています。自己資本比率が高い企業は、経済の変動や予期せぬ出費があっても持ちこたえやすく、長期的に優待を受けられる可能性が高いです。
2. 企業や業界の「成長性」に注目
優待があっても、会社が成長しなければ株価も伸び悩むか、下がってしまうことがあります。成長性を見るには、会社が新しい商品やサービスを出しているか、海外にも事業を広げているかなどをチェックしましょう。
たとえば、自動化関連(AI技術等)や健康食品、スキンケアなど、今後需要が高まると考えられる業界に積極的な会社は、長期的に成長が期待できます。
3. 配当金や優待の持続性をチェック
企業からの配当金や株主優待が長期的に続くかどうかも確認しましょう。特に、企業の経営方針として株主還元を積極的に実施しているかどうかは、長期的な投資判断に影響します。
企業のIR(投資家向け広報)情報や経営方針には、株主還元についての考え方が記載されていることがあります。定期的に優待内容を見直し、改善を続けている企業は、株主への配慮があり、優待の維持にも意欲的であると考えられます。
「企業名 IR」でGoogleで検索をかけるとIR情報が出てきます。
まとめ
1月の株主優待銘柄は、約30銘柄ある中からの5銘柄の株主優待株です。株主優待銘柄を選ぶときは優待だけに重きをおかず、企業としての成長性や財務健全性を見ることも重要です。
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※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
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