米国ETFの「VT」への投資を検討中の方へ、知っておきたい基礎情報やメリット・デメリット、そして投資を成功させるためのポイントを詳しく解説します。
初心者が投資を始める場合、どんな投資がおすすめかと言われるとインデックス投資がおすすめです。ETF(上場投資信託)とは株式市場に上場している投資信託の一種です。
こんにちは、サラリーマン2児のパパで資産収入を得て、好きな仕事をしながら暮らすことを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!投資、節約や日常の情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- インデックス投資を始めたいけど、いろんな銘柄があってどの銘柄にしようか決めかねている。
- VTはどんな特徴があるのか気になる。
- VTの銘柄をチェックしてみて投資するか考えたい。
VTはインデックス投資でおすすめなの??
「VT」は、新NISAの成長投資枠を活用することができ、全世界(47ヵ国)の8000銘柄以上に分散投資できるおすすめETFだよ!
- VTは、世界中の株式市場に分散投資できる上場ETFで世界47ヵ国の株式約8000銘柄以上をカバーしているのが特徴。
- 経費率は0.07%と低コストで世界経済に投資できるETFであるのも魅力。
- 「VT」への投資はインデックス投資の主軸としてもなりうる。
この記事では、VTの特徴、リスク、構成銘柄について詳しく解説します。さらに、VTをどのように活用して資産運用を行えば良いか投資のポイントを解説します。
「VT」の概要
「VT」の基本情報
VTの株価推移はこんな感じです。
VTの基本情報 | |
名称 | バンガード・トータル・ワールド・ストックETF |
運用会社 | バンガード社 |
ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
投資対象 | 先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成 |
資産総額 | 41,930.80百万米ドル (2024年12月31日現在) |
基準価額 | 119.48米ドル (2025年1月17日現在) |
配当利回り | 1.94% |
分配金回数/年 | 4回 |
経費率 | 0.07% |
設定日 | 2008年6月24日 |
8000銘柄ってすごい多いね。でもそれだけ色んな株に投資していたら、手数料とか高そうなのに経費率は高くないね。むしろ安い。
ドンキで言えば「驚安」だよ
「VT」の分配金履歴(2022~2024/12)
変動はありますが、0.25~0.87ドル程度の分配金があります。
日付 | 分配金(米ドル) |
---|---|
2024/12/20 | 0.8774 |
2024/09/20 | 0.4174 |
2024/06/21 | 0.5779 |
2024/03/15 | 0.4212 |
合計 | 2.2939 |
日付 | 分配金(米ドル) |
---|---|
2023/12/18 | 0.8008 |
2023/09/18 | 0.4055 |
2023/06/20 | 0.6504 |
2023/03/20 | 0.2852 |
合計 | 2.1419 |
日付 | 分配金(米ドル) |
---|---|
2022/12/19 | 0.6381 |
2022/09/19 | 0.4026 |
2022/06/21 | 0.5978 |
2022/03/21 | 0.2572 |
合計 | 1.8957 |
※分配金をもらうためには、権利落ち日の前日までに購入します。上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。
「VT」の主要構成銘柄・セクター比率
VTの主要構成銘柄です。
ティッカー | 銘柄名 | 組入比率 |
AAPL | Apple Inc. | 4.07% |
NVDA | NVIDIA Corp. | 3.57% |
MSFT | Microsoft Corp. | 3.56% |
AMZN | Amazon.com Inc. | 2.34% |
META | Facebook Inc. Class A | 1.46% |
TSLA | Tesla Inc. | 1.27% |
GOOGL | Alphabet Inc. Class A | 1.27% |
AVGO | Broadcom Inc. | 1.20% |
GOOG | Alphabet Inc. Class C | 1.04% |
2330 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd. | 0.98% |
「VT」の構成銘柄を100%知っているわけではなく、VTとしての主な特徴やリスクを考慮した結果で投資を行っております。
上位構成銘柄は知っている企業ばかりだね!
次にVTの国別セクター比率です。
国名 | 組入比率 |
---|---|
アメリカ | 64.70% |
日本 | 5.60% |
イギリス | 3.40% |
中国 | 2.90% |
カナダ | 2.70% |
インド | 2.30% |
フランス | 2.10% |
台湾 | 2.10% |
スイス | 1.90% |
ドイツ | 1.80% |
そのほか | 10.5% |
「VT」は全世界の銘柄に投資できますが、大企業が米国に集中しているため、米国の比率は大きいです。
「VT」の特徴と魅力(メリット)
VTってどんな特徴と魅力があるの?
VTは、世界中の株式市場に分散投資できる上場ETFだよ!
この銘柄に投資すれば、世界47ヵ国の株式約8000銘柄以上をカバーしており、先進国だけでなく新興国にも投資ができるんだ。
- 上場ETFとは
株式市場に上場している投資信託の一種です。株式のように市場で自由に売買でき、日経平均やS&P500などの指数に連動した運用がされます。少額から分散投資ができるため、リスクが抑えられ、初心者にも人気があります。手軽に市場全体に投資できるのが特徴です。
VT(Vanguard Total World Stock ETF)は、バンガード社が提供するグローバル株式ETFです。このETFは、世界中の株式市場に分散投資できるよう設計されており、先進国だけでなく、新興国の株式も対象としています。
「VT」の主な魅力
- 世界中の株式市場に幅広く投資
VTは先進国(米国、欧州、日本など)および新興国(中国、インドなど)の株式をカバーしており、1本でグローバルな分散投資が可能です。 - 米国経済の成長をダイレクトに享受
世界最大級の経済規模を持つアメリカの成長に投資。 - 低い経費率
経費率はわずか0.07%と、運用コストが非常に低いため、長期保有する際のコスト負担が軽減されます。
分散投資を特に重点視している方にとっては、かなり魅力的な銘柄です。
リスクは比較的少ないかもね。
「VT」のリスク(デメリット)
VTのリスクってどんな点??
VTは米ドル建てでの投資というところと米国の企業が多い点が弱点になりうるんだ!
VTの弱点・リスク
- 為替リスク
米ドル建てのETFなので、円安や円高の影響を受ける可能性があります。 - 新興国のリスク
新興国市場は高成長が期待される一方で、経済や政治の不安定さからリスクもあります。 - 米国企業が多い点
構成銘柄は米国企業が多いので、裏を返せば、米国の経済状況が株価にかなり大きい影響を与えます。
「VT」の将来性と投資する上でのポイント(考察)
私の意見も踏まえて、考察していきます。
「VT」の将来性
- 株価について
世界経済全体の成長に依存しています。世界経済が衰退する可能性は限りなく低いと言えます。また、特に新興国の経済成長が期待される中、VTはその恩恵を享受しやすいETFと言えます。 - 地域の多様性について
地球規模での多様化により、特定の国や地域の不振を他の市場が補完する仕組みも魅力です。
「VT」を投資する上でのポイント
- インデックス投資の主軸になりうるETFとして
低コストで、世界経済全体に投資できるのでこのETF一本に投資しても、かなりの分散投資をすることができます。インデックス投資の主軸のETFとしても申し分ないです。 - 長期投資が大前提
短期的な市場変動に左右されず、10年、20年以上の長期保有を前提とした長期的な資産形成を目指すスタンスが重要です。
インデックス投資のおすすめETFを下記の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ:VTはNISAでも買えます!
VTは、世界中の株式市場に幅広く投資できる低コストなETFとして、多くの投資家に支持されています。その一方で、市場全体の下落や為替リスクといった注意点もあるため、自分のリスク許容度を把握した上での運用が重要です。
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※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
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