株式投資や資産運用を考えている方の中には、「VOO」という名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
VOO(バンガードS&P 500 ETF)は、米国のS&P 500指数に連動するETF(上場投資信託)で、投資初心者からプロまで幅広い層に支持されています。ETF(上場投資信託)とは株式市場に上場している投資信託の一種です。
初心者が投資を始める場合、どんな投資がおすすめかと言われるとVOOのような有名指数S&P500に連動するインデックス投資がおすすめです。
こんにちは、サラリーマン2児のパパで資産収入を得て、好きな仕事をしながら暮らすことを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!投資、節約や日常の情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- インデックス投資を始めたいけど、いろんな銘柄があってどの銘柄にしようか決めかねている。
- VOOはどんな特徴があるのか気になる。
- VOOの銘柄をチェックしてみて投資するか考えたい。
VOOはインデックス投資でおすすめなの??
「VOO」は、新NISAの成長投資枠を活用することができ、米国の有名指数であるS&P500の約500銘柄に分散投資できるおすすめETFだよ!
- VOOは、米国の有名企業約500銘柄に分散投資できる上場ETFで成長力が大きいのが特徴。
- 経費率は0.03%と超低コストで米国経済に投資できるETFであるのも魅力。
- 米国の成長性を認める方は「VOO」への投資はインデックス投資先のひとつとして。分散投資を求める場合は、他のETFや投資信託と組み合わせて投資することがおすすめ。
この記事では、VOOの基本情報や魅力、リスク、そして将来性を徹底解説しながら、賢く投資するためのポイントをお伝えします。この記事を読めば、VOOがあなたの資産運用にとって有力な選択肢であるかどうかが分かります。
「VOO」の概要
「VOO」の基本情報
VOOの株価推移はこんな感じです。
VOOの基本情報 | |
名称 | バンガード・S&P 500 ETF |
運用会社 | バンガード社 |
ベンチマーク | 総額が大きい米国株式を構成銘柄とするS&P 500指数 |
投資対象 | 米国の主要業種を代表する大型株500銘柄で構成 |
資産総額 | 584,624.23百万米ドル (2024年12月31日現在) |
基準価額 | 559.01米ドル (2025年1月24日現在) |
配当利回り | 1.20% |
分配金回数/年 | 4回 |
経費率 | 0.03% |
設定日 | 2010年9月7日 |
米国主要企業500銘柄に投資出来て、手数料が0.03%は驚きの安さだね!
「VOO」の分配金履歴(2022~2024/12)
変動はありますが、1.37~1.80ドル程度の分配金があります。
日付 | 分配金(米ドル) |
---|---|
2024/12/23 | 1.7385 |
2024/09/27 | 1.6386 |
2024/06/28 | 1.7835 |
2024/03/22 | 1.5429 |
合計 | 6.7035 |
日付 | 分配金(米ドル) |
---|---|
2023/12/20 | 1.8011 |
2023/09/28 | 1.4925 |
2023/06/29 | 1.5762 |
2023/03/24 | 1.4874 |
合計 | 6.3572 |
日付 | 分配金(米ドル) |
---|---|
2022/12/20 | 1.6717 |
2022/09/28 | 1.4692 |
2022/06/29 | 1.4321 |
2022/03/24 | 1.3737 |
合計 | 5.9467 |
※分配金をもらうためには、権利落ち日の前日までに購入します。上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。
「VOO」の主要構成銘柄・セクター比率
VOOの主要構成銘柄です。
ティッカー | 銘柄名 | 組入比率 |
AAPL | Apple Inc. | 7.59% |
NVDA | NVIDIA Corp. | 6.60% |
MSFT | Microsoft Corp. | 6.28% |
AMZN | Amazon.com Inc. | 4.12% |
META | Facebook Inc. Class A | 2.56% |
TSLA | Tesla Inc. | 2.26% |
GOOGL | Alphabet Inc. Class A | 2.22% |
AVGO | Broadcom Inc. | 2.17% |
GOOG | Alphabet Inc. Class C | 1.82% |
BRK.B | Berkshire Hathaway Inc. Class B | 1.67% |
私自身、「VOO」の構成銘柄を100%知っているわけではなく、VOOとしての主な特徴やリスクを考慮した結果で投資を行っております。
確かにS&P500の構成銘柄の企業のこと全部知ってるのかと言われても、知ってる企業の方が少ないね。
次にVOOのセクター比率です。
業種 | 組入比率 |
---|---|
金融 | 13.60% |
公益事業 | 2.30% |
生活必需品 | 5.50% |
ヘルスケア | 10.10% |
素材 | 1.90% |
エネルギー | 3.20% |
通信 | 9.40% |
一般消費財・サービス | 11.30% |
資本財・サービス | 8.10% |
情報技術 | 32.50% |
不動産 | 2.10% |
「VOO」はS&P500に含まれるテクノロジー関係企業の時価総額が大きいので、比率も大きくなっています。
「VOO」の特徴と魅力(メリット)
VOOってどんな特徴と魅力があるの?
VOOは、米国の有名指数S&P500全体に分散投資できる上場ETFだよ!
この銘柄に投資すれば、アメリカの主要大型株約500銘柄に分散投資できるんだ。
- 上場ETFとは
株式市場に上場している投資信託の一種です。株式のように市場で自由に売買でき、日経平均やS&P500などの指数に連動した運用がされます。少額から分散投資ができるため、リスクが抑えられ、初心者にも人気があります。手軽に市場全体に投資できるのが特徴です。
VOO(バンガードS&P 500 ETF)は、米国の大手資産運用会社であるバンガードが提供するETFで、S&P 500指数に連動しています。
S&P 500指数は、米国の主要な500銘柄で構成されており、米国株式市場全体のパフォーマンスを反映する指標として知られています。そのため、VOOを保有することで、これらの500銘柄に分散投資するのと同じ効果が得られます。
「VOO」の主な魅力
- 米国主要企業の成長をダイレクトに享受
世界最大級の経済規模を持つアメリカの主要企業に投資することができ、成長を享受できます。 - 安定したパフォーマンス
過去のデータを見ても、S&P 500指数は年平均リターンが約7-10%と安定した成長を遂げています。S&P500は企業の入れ替わりもあるため、新陳代謝が起こっています。 - 超低コストで運用できる
VOOの経費率はわずか0.03%。これはETFの中でも非常に低コストで、長期保有するほど手数料負担を抑えられます。
米国主要企業の成長を期待している方にとっては、魅力的な銘柄です。
約500銘柄の新陳代謝も起こっているのであれば、リスクは比較的少ないかもね。
(補足)米国経済の成長力について
過去40年にさかのぼって、米国企業を幅広く代表する500の企業が採用されている株価指数(S&P500)と日本の代表する株価指数の推移を見比べてみると、2000年代初期のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックも乗り越えて、S&P500は力強い成長を続けてきたことが分かります。
「VOO」のリスク(デメリット)
VOOのリスクってどんな点??
VOOは米ドル建てでの投資というところと米国の主要企業へ特化型である点が弱点になりうるんだ!
VOOの弱点・リスク
- 為替リスク
米ドル建てのETFなので、円安や円高の影響を受ける可能性があります。 - 米国主要企業特化のリスク
アメリカは総じてこれからも成長が期待されますが、将来は誰にも読めないリスクもあります。S&P 500指数は米国大型株中心の指数であり、中小型株や新興市場には投資していません。
「VOO」の将来性と投資する上でのポイント(考察)
私の意見も踏まえて、考察していきます。
「VOO」の将来性
- 米国市場の成長性について
米国は今後も経済成長が期待される市場です。特にITや医療(ヘルスケア等)、グリーンエネルギーなどの分野がS&P 500に大きな影響を与えています。これにより、VOOの中長期的な成長が期待されています。
「VOO」を投資する上でのポイント
- インデックス投資の一つとして
低コストで、米国の主要企業に投資できるのでこのETF一本に投資しても、申し分ないですが、さらに、分散投資を求める方は他のETFや投資信託等と一緒に投資することがおすすめです。 - 為替リスクへの備え
為替リスクを軽減するために、円安時に多額の投資を避けることや、円の保有割合を検討することも重要です。 - 長期投資が大前提
VOOは短期的な値動きを狙うのではなく、米国市場全体の成長に期待して長期保有するのに適しています。低コストかつ安定した成長を期待できるため、長期間運用することで複利の効果を最大化できます。
インデックス投資のおすすめETFを下記の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ:VOOはNISAでも買えます!
VOOは、低コスト、高い分散効果、安定した成長性といった魅力を持つ米国ETFです。もちろん投資にはリスクもありますが、正しい知識と戦略を持つことで、VOOは資産形成における強力なツールとなります。
米国株式市場の成長を背景に、VOOは今後も注目され続ける存在です。これを機に、ぜひVOOを活用した資産運用を検討してみてはいかがでしょうか。
まずは少額からスタートして、投資に慣れていきましょう。そして、資産運用の基本である「長期」「分散」「低コスト」を守りながら、無理のない投資計画を立てていってください!
まずは自分の投資目的やリスク許容度を確認し、無理のない範囲で始めることが大切です。インデックス投資はほったらかしでも良いですが、できるなら定期的に見直しはする方が良いです。長期的な視点で運用していきましょう。
この記事を見て、「自分も運用をやってみよう」と思った人は、ぜひ証券口座を開設してください。
私たちがおすすめしている証券口座は、以下の2つです。
投資を始める際は、低コストで便利なネット証券を活用しましょう。手数料が抑えられることで、長期的な資産形成に有利です。
私もVOOに投資しており、楽天証券とSBI証券を利用しています!
初心者でも操作性抜群!総合力No.1のおすすめの証券会社!
- 業界屈指の取扱商品数&格安手数料
- 楽天経済圏をフル活用!条件達成で楽天市場のポイント倍率アップ
- 楽天ポイントで投資が可能
国内株式個人取引シェアNo.1のネット証券大手!
- 業界屈指の取扱商品数&格安手数料
- 2023年オリコン顧客満足度ランキングのネット証券部門においてNo.1
- VポイントやPontaポイントで投資が可能
※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
コメント