結論から言います。
ブログを見ていただいているほとんどの方は日本国民で皆保険の社会保険に加入しており、
公的医療保険により例外を除き自己負担は原則3割で済みます。また、自己負担の上限を定める高額医療費制度もありあます。
社会保険でカバーできない部分のみ民間の保険に入りましょう。
また。民間の保険では、低確率で高被害のリスクのみ保険を利用し、備えましょう。
生命保険料の平均
1世帯あたりの月額平均金額は3.18万円(※)、年額平均金額にして38.2万円も日本人は保険に使ってます。
また、2018年度に生命保険に加入している世帯は全体の88.7%です。
(※生命保険文化センター「2018年度生命保険に関する全国実態調査」)
すごいですよね。国民皆保険で、すべての国民が公的医療保険に加入することになっているものの、民間の保険もほぼ皆保険のようなものになっています。
そこで、保障の内容がかぶっていたり、同じ保障内容でも、金額が安価なものもあったりするので、しっかり見直して、固定費の削減に繋げましょう。
保険の見直し4つのポイント
家計に無理のない金額の保険にする
保険のせいで、家計を圧迫しては本末転倒です。
「なかなかお金がたまらない」という家庭は保険をまず見直すべきです。
収入に対する生命保険料の割合は5~10%程度が適当であると言われております。
この割合を超えている方は今一度見直してみるとよいかもしれません。
保障内容の重複を確認する
もしもに備えて保険に加入するのは大事なことですが、過度な保障は家計を圧迫する原因にもなってしまいます。
とくに、複数の保険に加入している方は、保障内容が重複している場合もあるので、一度見直してみるのをおすすめします。
例えば、住宅ローンを組む際に3大疾病の特約が付いたものにするなら、ほかで加入している保障内容を見直すことも必要です。
手厚い保障は安心ですが、家計に負担となるのは無駄になることもあるので気を付けましょう。
同じ内容で安い保険商品に切り替える
同じ内容の保険商品でも、保険会社によって保険料が違う場合があります。
また、加入後時間が経っている場合は、古いプランのまま高額なプランに加入してる場合があるので同じ内容で安い新しいプランがないか保険会社に相談してみるのも良いと思います。
お得な新しいプランが出ていても自動的に移行するわけではありません。自身で見つけ、申し込みをしないといけないのです。
これまで一度も保険を見直したことがない方は注意が必要で、こまめに確認して見直すクセをここで身につけておきましょう。
保険は保険、積立は積立
保険屋さんは「積立しながら保険の機能もあるタイプの商品があります」と常套句のように魅力たっぷり!な感じで営業します。
保険と積立の両方の機能を備えた、掛け捨て型ではない保険のタイプがあり、特徴としては、高い保険料の割に少ない保障額のものです。
前頭の記載の通り、保険加入の目的は低確率で高被害のリスクに備えるものです。
高被害のリスクに対して、少ない保障額であるのは、あまりいいものではないと言えます。
積立をするなら、預金や投資をすることです。
保険をかけるなら少ない保険料で、手堅い保障(高い保障額)の掛け捨て保険を選ぶことです。
まとめ
保険の見直しをする際は、複数の保険会社を比較して自分に合った、保障内容と保険料のものを選びましょう。
たくさんある保険の中から、自分で見つけるのが難しい方はこちらで無料相談しても良いかもしれません。
保険はいざというときの備えなので、簡単に解約できるものでもありません。
必要な保障はなにか見極め、慎重に見直していきましょう。
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