【超高配当ETF】QYLDだけで完全FIREはかなり早い?必要資金の運用シミュレーション!

※記事にプロモーションが含まれる場合があります。

完全FIREや経済的自由を目指している方なら、超高配当ETF「QYLD」に注目している方も多いのではないでしょうか?今回は、QYLDだけに投資してFIREを達成するにはいくら必要なのかをシミュレーションしてみました。

ぽむ

こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!投資、節約や日常に関する情報発信していますので、ぜひフォローお願いします!

この記事はこのような人におすすめ!

  • 超高配当のQYLDをチェックしてみてFIREに向けて投資するか考えたい。
  • VYMやSPYDよりも、QYLDだったら早くFIREを目指すことができるのではないかと気になっている
  • QYLDだけでFIRE目指しても良いのか?いくら必要なのか?
てぃむ

QYLDだけに投資してFIREするとしたらいくら必要なの?

ぽむ

我が家だと2,050万円の資産が必要だよ!

この記事を3行でポイント解説
  • 「FIRE」Financial Independence, Retire Early」の頭文字で経済的に自立し、早期に退職するという意味
  • 「FIRE」するには、一般的に、年間支出の25倍程度の資産が必要だと言われているが、資産運用からの資産収入>家計の年間支出実質FIRE
  • QYLDは、NASDAQ100指数に連動しつつ、オプションプレミアムで高配当を狙う米国のETF。月間の支出が30万円の場合、QYLDに投資し、完全FIREに必要な運用資金30万円×12か月÷ 0.1149(配当利回り) = 3133.2万円

この記事では、FIREの概要や、生活費に応じた必要な運用資金、そしてQYLDの特徴について詳しく解説します。

我が家では、2019年10月から投資をはじめ、サイドFIREを通過点としてゆくゆくはFIREを目指して資産形成をしております20代4人家族の家庭が資産運用をして、サイドFIRE/FIREまで一体どのくらいかかるのか

サイドFIRE/FIREは、人生における魅力的な選択肢の一つです。通過点であるサイドFIREであれば、多くの人々にとって実現可能な目標です。サイドFIREに関する記事は下記を参考にしてみてください。

目次

そもそもFIREって?

てぃむ

「FIRE」ってなんのことか、おさらいしておきたいな。

「FIRE」という単語が流行ってますが、Financial Independence, Retire Early」の頭文字で経済的に自立し、早期に退職するという意味です。

FIREするとどのような良いことが待ち受けているのか。

  • 人生の舵を自分で握れる
  • 好きなことに最大限の時間をあてることができる
  • 仕事をしなくても大丈夫

なんて素敵な話なんでしょうか。

ぽむ

資産運用での資産収入(資産の取り崩し含む)>家計の年間支出になればFIRE達成です。

生活費によるFIREに必要な資金の違い

一般的にFIREするには年間支出の25倍程度の資産が必要と言われています。年間支出が300万円であれば、7500万円の資産が必要となります。

てぃむ

年収400万円のサラリーマン凡人(夫)で、毎年100万円投資できたとしても、7500万円の資産を簡単に築き上げるのは気が遠くなるぐらいの時間がかかる

実際FIREに必要な資金は、個人の生活スタイルや望む自由度によって必要な運用資金大きく異なります

例えば、月間生活費が10万円の家庭と30万円の家庭では、必要な資産収入が異なるため、それに応じた運用資金が必要です。ここでは、月々の生活費別に必要な資金をシミュレーションしてみましょう。

配当金でFIREするのに必要な資金とは?

  • 資産運用からの資産収入>家計の年間支出

配当金でFIREするのに必要な資金の計算式

  • FIREに必要な資金=家計の年間支出÷年間配当利回り(%)
    ※一般的には年間支出の25倍程度の資産が必要と言われていますが、ここでは配当金が家計の年間支出を超えたら実質FIREだということでシミュレーションしていきます
    →なぜ、経済的自由を達成するには25倍程度の資産が必要なのかは、下記の記事でご紹介しております。
    働かないで暮らす方法とは?働かずに暮らすのに必要な金額を解説!

ただし、配当利回りは時期によって変動するため、余裕をもって資産を形成しておくことが望ましいです。

※以下の計算では、年間の投資による配当利回りを3%と仮定しています。

  1. 年間の支出が240万円の場合(月間の支出20万円)
    • 必要な資金:8,000万円 (240万円 ÷ 0.03 = 8,000万円)
  2. 年間の支出が360万円の場合(月間の支出30万円)
    • 必要な資金:1億2,000万円 (360万円 ÷ 0.03 = 1億2,000万円)
  3. 年間の支出が480万円の場合(月間の支出40万円)
    • 必要な資金:1億6,000万円 (480万円 ÷ 0.03 = 1億6,000万円)

このシミュレーションから分かるように、目標とする生活費が高くなればなるほど、必要な資金も比例して増えていきます。自分の理想のライフスタイルと現実的な資金計画のバランスを取ることが重要です。

てぃむ

気が遠くなるぐらいの資産が必要だ

ぽむ

FIREはとてもじゃないけど、投資への入金力が爆発しない限り、達成できないんだ。
でも、超高配当株のQYLDに投資するなら、FIRE達成は近づくよ。

投資にはリスクがあり、主なリスクとして、海外の投資先の場合は為替変動リスク、不況時の価格下落リスクがあります。配当のある株式は、無配リスク減配リスクがあります。

一ヶ月あたりの生活費の平均(参考)

  • 1人暮らし(単身世帯)の場合:平均161,753円/月
  • 2人世帯の場合:平均255,318円/月
  • 3人世帯の場合:平均304,339円/月
  • 4人世帯の場合:平均330,355円/月
  • 5人世帯の場合:平均357,187円/月

※生活費に含まれるもの…食料、住居、水道光熱費、家具・家事用品、衣類、保健医療、交通・通信、教育、教養・娯楽、その他
※出典…政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別1世帯当たり1カ月間の収入と支出(2022年)」(総務省統計局)

ぽむ

我が家では無理せず生活費を下げる工夫をしています!
よかったら下記の記事を参考にしてみてください!

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QYLDって完全FIRE時の配当金生活にはおすすめ??

てぃむ

「QYLD」ってどんな株なの?

ぽむ

QYLD米国株式の上場ETFだよ!
この銘柄に投資すれば、NASDAQ100指数に連動を目指しつつ、オプションの売却を使って、株式の配当金とオプションプレミアムで高配当を狙うことができるんだ!

毎月配当の商品(QYLDの他にJEPQやJEPI等)にはNISA口座を利用して、投資することができません。特定口座や一般口座を使って投資することになるので、売却益には税金がかかります

  • 上場ETFとは
    株式市場に上場している投資信託の一種です。株式のように市場で自由に売買でき、日経平均やS&P500などの指数に連動した運用がされます。少額から分散投資ができるため、リスクが抑えられ、初心者にも人気があります。手軽に市場全体に投資できるのが特徴です。
  • NASDAQ100とは
    アメリカのNASDAQ市場に上場する代表的な100社の株価指数です。主にハイテク企業やIT関連企業が多く、アップルやアマゾンなど世界的な大企業が含まれます。テクノロジー分野の成長を反映する指数として知られており、成長性を重視した投資家に人気ですが、株価の変動が大きいのでリスク管理が重要です。

QYLDは、米国の著名な資産運用会社Global Xが提供する高配当ETFで、正式名称は「Global X S&P 500 Covered Call ETF」です。このETFは、アメリカの代表的な株価指数である「S&P 500」を対象とし、その上にカバード・コール戦略を取り入れて高い配当を生み出しています。

ぽむ

NASDAQ100への連動を目指しつつも、株価のみを長期的に見てみると下落傾向なので、注意が必要な銘柄でもあります。

FIRE時の配当金生活は可能でも、その後、株価が下落する場合は配当金が減り、維持できなくなる可能性がありますので、余裕をもって資産を形成しておくことが必要です。

QYLDの基本情報
名称グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF
運用会社Global X社
ベンチマークCBOE NASDAQ-100 BuyWrite指数
資産総額8,375.43百万米ドル
(2024年11月29日現在)
基準価額18.34米ドル
(2024年12月5日現在)
配当利回り11.49%(2024年12月5日現在)
分配金回数/年12回
経費率0.61%
設定日2013年12月12日
(出典:楽天証券-QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF
ぽむ

QYLDのすべて理解するにはかなり難しいですが、主な特徴を抑えれば、OKです。もっと詳しく知りたい方は、GLOBAL X社のQYLDファンド概要をご覧ください。

QYLDの主な特徴(メリット)

  • 分散投資と高い配当利回り
    1つの銘柄に集中せず、NASDAQ100銘柄に分散投資し、保有している株式のオプションプレミアムで、配当利回りがかなり高めです。約10%~12%の利回りが期待できます。
  • 月次配当
    毎月配当金が支払われるため、定期的な収入として活用できます。

QYLDの月次配当の指針としては、「オプションプレミアムの50%」か「QYLDの基準額の1%」のどちらか低い方としています。

ぽむ

なので、QYLDの配当の月次利回りは最大1%になるということです。

てぃむ

QYLDは毎月のキャッシュフローを得たい方にとって、人気のある選択肢だね!

QYLDだけに投資して完全FIREを達成するための運用資金

では、実際にQYLDだけに投資して完全FIREを達成するには、どれだけの資金が必要なのでしょうか?ここでは、月間の支出ごとにシミュレーションをしてみます。

ぽむ

QYLD配当利回りを11.49%として、資産収入は配当金のみとします。
※株価の成長による切り崩しは行わないものとします。

②月間の支出20万円の場合

月間の支出が20万円なので、完全FIREで必要な資産収入は年間240万円です。この場合、QYLDへの投資資金は次のように計算できます。

月間支出20万円の場合は約2,090万円必要!

必要な運用資金:20万円×12か月÷ 0.1149(配当利回り) = 2088.8万円

③月間の支出30万円の場合

月間の支出が30万円なので、完全FIREで必要な資産収入は年間360万円です。この場合、QYLDへの投資資金は次のように計算できます。

月間支出30万円の場合は約3,130万円必要!

必要な運用資金:30万円×12か月÷ 0.1149(配当利回り) = 3133.2万円

③月間の支出40万円の場合

月間の支出が40万円なので、完全FIREで必要な資産収入は年間480万円です。この場合、QYLDへの投資資金は次のように計算できます。

月間支出40万円の場合は約4,180万円必要!

必要な運用資金:40万円×12か月÷ 0.1149(配当利回り) = 4177.5万円

てぃむ

我が家の場合は月間の支出の平均(投資を除く直近3ヶ月)は19.6万円だから、19.6万円×12か月÷0.1149=2,047万円だね!

ぽむ

我が家の場合は完全FIREするのに必要な運用資金は約2,050万円だね!

まとめ

QYLDを活用して完全FIREを目指すには、月間の支出に応じた資産運用計画を立てることが重要です。月間/年間の支出に合わせて必要な運用資金をシミュレーションし、目標に向けて少しずつ投資を続けていくことがポイントです。

ぽむ

生活費をとにかく抑えて、配当利回りを大きくすれば、完全FIREまではもっと短くなりますが、身の丈にあった投資スタイルで資産運用をしていくことが大事です。

ぽむ

超高配当QYLDだと意外に必要な資金は少なく、かなり早くFIREできるのでは?と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

てぃむ

確かに思った。我が家だと、約2,050万円だったから、50年も100年もかかるような、入金期間じゃないね。でも株価下落リスクは心配だね。

ぽむ

実際は、QYLD一点張りだとリスクが大きいので分散投資がおすすめです。

投資この記事を見て、「自分も運用をやってみよう」と思った人は、ぜひ証券口座を開設してみてください。

私たちがおすすめしている証券口座は、以下の2つです。

投資を始める際は、低コストで便利なネット証券を活用しましょう。手数料が抑えられることで、長期的な資産形成に有利です。

ぽむ

私もネット証券で投資しており、楽天証券を利用しています!SBI証券でも、Vポイント等のポイント投資ができたりもするので、おすすめです!

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※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。

※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。

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この記事を書いた人

20代社会人。2019年10月から投資を始め、資産からの所得で自由な生活を手に入れるサイドFIREを目指しています。

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