FIREを目指している方なら、超高配当ETF「JEPQ」に注目している方も多いのではないでしょうか?今回は、JEPQだけに投資してFIREを達成するにはいくら必要なのかをシミュレーションしてみました。
こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!投資、節約や日常に関する情報発信していますので、ぜひフォローお願いします!
この記事はこのような人におすすめ!
- 超高配当と噂のJEPQをチェックしてみてFIREに向けて投資するか考えたい。
- JEPQだったら早くFIREを目指すことができるのではないかと気になっている
- JEPQだけでFIRE目指しても良いのか?いくら必要なのか?
JEPQだけに投資してFIREするとしたらいくら必要なの?
我が家だと約2,760万円の資産が必要だよ!
- 「FIRE」は「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で経済的に自立し、早期に退職するという意味。
- 「FIRE」するには、一般的に、年間支出の25倍程度の資産が必要だと言われているが、資産運用からの資産収入>家計の年間支出で実質FIRE
- JEPQは、NASDAQ100指数に連動しつつ、オプションプレミアムで高配当を狙う米国のETF。月間の支出が30万円の場合、JEPQに投資し、完全FIREに必要な運用資金は30万円×12か月÷ 0.0854(配当利回り) = 4215.5万円
この記事では、FIREの概要や、生活費に応じた必要な運用資金、そしてJEPQの特徴について詳しく解説します。
我が家では、2019年10月から投資をはじめ、サイドFIREを通過点としてゆくゆくはFIREを目指して資産形成をしております。20代4人家族の家庭が資産運用をして、サイドFIRE/FIREまで一体どのくらいかかるのか。
サイドFIRE/FIREは、人生における魅力的な選択肢の一つです。通過点であるサイドFIREであれば、多くの人々にとって実現可能な目標です。サイドFIREに関する記事は下記を参考にしてみてください。
そもそもFIREって?
まず「FIRE」ってどういうこと??
「FIRE」という単語が流行ってますが、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で経済的に自立し、早期に退職するという意味です。
FIREするとどのような良いことが待ち受けているのか。
- 人生の舵を自分で握れる
- 好きなことに最大限の時間をあてることができる
- 仕事をしなくても大丈夫
なんて素敵な話なんでしょうか。
資産運用での資産収入(資産の取り崩し含む)>家計の年間支出になればFIRE達成です。
生活費によるFIREに必要な資金の違い
一般的にFIREするには年間支出の25倍程度の資産が必要と言われています。年間支出が300万円であれば、7500万円の資産が必要となります。
年収400万円のサラリーマン凡人(夫)だと7500万円の資産を簡単に築き上げるのは気が遠くなるぐらいの時間がかかるね。
実際、FIREに必要な資金は、個人の生活スタイルや望む自由度によって、必要な運用資金大きく異なります。
例えば、月間生活費が10万円の家庭と30万円の家庭では、必要な資産収入が異なるため、それに応じた運用資金が必要です。ここでは、月々の生活費別に必要な資金をシミュレーションしてみましょう。
配当金でFIREするのに必要な資金とは?
- 資産運用からの資産収入>家計の年間支出
配当金でFIREするのに必要な資金の計算式
- FIREに必要な資金=家計の年間支出÷年間配当利回り(%)
※一般的には年間支出の25倍程度の資産が必要と言われていますが、ここでは配当金が家計の年間支出を超えたら実質FIREだということでシミュレーションしていきます。
→なぜ、経済的自由を達成するには25倍程度の資産が必要なのかは、下記の記事でご紹介しております。
働かないで暮らす方法とは?働かずに暮らすのに必要な金額を解説!
※以下の計算では、年間の投資による配当利回りを3%と仮定しています。
- 年間の支出が240万円の場合(月間の支出20万円)
- 必要な資金:8,000万円 (240万円 ÷ 0.03 = 8,000万円)
- 年間の支出が360万円の場合(月間の支出30万円)
- 必要な資金:1億2,000万円 (360万円 ÷ 0.03 = 1億2,000万円)
- 年間の支出が480万円の場合(月間の支出40万円)
- 必要な資金:1億6,000万円 (480万円 ÷ 0.03 = 1億6,000万円)
このシミュレーションから分かるように、目標とする生活費が高くなればなるほど、必要な資金も比例して増えていきます。自分の理想のライフスタイルと現実的な資金計画のバランスを取ることが重要です。
気が遠くなるぐらいの資産が必要だね。
FIREはとてもじゃないけど、投資への入金力が爆発しない限り、達成できないんだ。
でも、超高配当株のJEPQに投資するなら、FIRE達成は近づくよ。
一ヶ月あたりの生活費の平均(参考)
- 1人暮らし(単身世帯)の場合:平均161,753円/月
- 2人世帯の場合:平均255,318円/月
- 3人世帯の場合:平均304,339円/月
- 4人世帯の場合:平均330,355円/月
- 5人世帯の場合:平均357,187円/月
※生活費に含まれるもの…食料、住居、水道光熱費、家具・家事用品、衣類、保健医療、交通・通信、教育、教養・娯楽、その他
※出典…政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別1世帯当たり1カ月間の収入と支出(2022年)」(総務省統計局)
我が家では無理せず生活費を下げる工夫をしています!
よかったら下記の記事を参考にしてみてください!
JEPQとは?
JEPQってどんな商品なの?
JEPQは米国株式の上場ETFだよ!
この銘柄に投資すれば、NASDAQ100指数に連動しつつ、オプションの売却を使って株式の配当金とオプションプレミアムで高配当を狙うことができるんだ!
- 上場ETFとは
株式市場に上場している投資信託の一種です。株式のように市場で自由に売買でき、日経平均やS&P500などの指数に連動した運用がされます。少額から分散投資ができるため、リスクが抑えられ、初心者にも人気があります。手軽に市場全体に投資できるのが特徴です。 - NASDAQ100とは
アメリカのNASDAQ市場に上場する代表的な100社の株価指数です。主にハイテク企業やIT関連企業が多く、アップルやアマゾンなど世界的な大企業が含まれます。テクノロジー分野の成長を反映する指数として知られており、成長性を重視した投資家に人気ですが、株価の変動が大きいのでリスク管理が重要です。 - オプション
特定の株や資産を将来の決まった価格で買う権利(コールオプション)や売る権利(プットオプション)を取引する金融商品です。権利を行使するかは投資家が選べますが、権利を買う際に費用がかかります。 - オプションプレミアム
オプションプレミアムは、オプションを買うために支払う費用のことです。プレミアムは、株価の変動や残りの期間などによって変動し、リスクに対する対価として取引されます。
JEPQ(JPMorgan Nasdaq Equity Premium Income ETF)は、NASDAQ100指数に連動しつつ、オプションの売却を使って株式の配当金とオプションプレミアムで高配当を狙う米国のETFです。
JEPQの基本情報 | |
名称 | JPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF |
運用会社 | J.P.モルガン・アセット・マネジメント |
ベンチマーク | NASDAQ100指数 |
資産総額 | 19,590.24百万米ドル (2024年11月29日現在) |
基準価額 | 56.97米ドル (2024年12月2日現在) |
配当利回り | 8.54% |
分配金回数/年 | 12回 |
経費率 | 0.35% |
JEPQの主な特徴
- 高い配当利回り
ナスダック100へ投資している株式の配当金とオプションプレミアムで、配当利回りがかなり高めです。約8%~10%の利回りが期待できます。 - 分散投資
1つの銘柄に集中せず、ナスダック100銘柄に投資するため、リスク分散が可能です。 - 月次配当
毎月配当金が支払われるため、定期的な収入として活用できます。
JEPQは毎月の配当収入をメインにして資産を運用したい方にとって、人気の高い選択肢です!JEPQについてもっと詳しく知りたい方は下記の記事でご紹介しております。
JEPQだけに投資して完全FIREを達成するための運用資金
では、実際にJEPQだけに投資して完全FIREを達成するには、どれだけの資金が必要なのでしょうか?ここでは、月間の支出ごとにシミュレーションをしてみます。
JEPQの配当利回りを8.54%として、資産収入は配当金のみとします。
※株価の成長による切り崩しは行わないものとします。
②月間の支出20万円の場合
月間の支出が20万円なので、完全FIREで必要な資産収入は年間240万円です。この場合、JEPQへの投資資金は次のように計算できます。
月間支出20万円の場合は約2,810万円必要!
必要な運用資金:20万円×12か月÷ 0.0854(配当利回り) = 2810.3万円
③月間の支出30万円の場合
月間の支出が30万円なので、完全FIREで必要な資産収入は年間360万円です。この場合、JEPQへの投資資金は次のように計算できます。
月間支出30万円の場合は約4,220万円必要!
必要な運用資金:30万円×12か月÷ 0.0854(配当利回り) = 4215.5万円
③月間の支出40万円の場合
月間の支出が40万円なので、完全FIREで必要な資産収入は年間480万円です。この場合、JEPQへの投資資金は次のように計算できます。
月間支出40万円の場合は約5,620万円必要!
必要な運用資金:40万円×12か月÷ 0.0854(配当利回り) = 5620.6万円
我が家の場合は月間の支出の平均(投資を除く直近3ヶ月)は19.6万円だから、19.6万円×12か月÷0.0854=2,754万円だね!
我が家の場合は完全FIREするのに必要な運用資金は約2,760万円だね!
まとめ
JEPQを活用して完全FIREを目指すには、月間の支出に応じた資産運用計画を立てることが重要です。月間/年間の支出に合わせて必要な運用資金をシミュレーションし、目標に向けて少しずつ投資を続けていくことがポイントです。
生活費をとにかく抑えて、配当利回りを大きくすれば、完全FIREまではもっと短くなりますが、身の丈にあった投資スタイルで資産運用をしていくことが大事です。
超高配当JEPQだと意外に必要な資金は少なく済むと感じた方もいらっしゃるかもしれません。
確かに思った。我が家だと、約2,760万円だったから、50年も100年もかかるような、入金期間じゃないね。
ただ、実際は、JEPQ一点張りだとリスクが大きいので分散投資をおすすめします。
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※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
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