12月の権利落ちの優待株は約180銘柄です。12月優待株に注目して、おすすめ株主優待や株主優待を選ぶポイントを解説していきます。12月の優待は、1年の中で3番目に株主優待を行っている銘柄が多い月で、優待を選ぶのも楽しめます。
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この記事はこのような人におすすめ!
- 12月の株主優待銘柄のおすすめが知りたい
- 12月の株主優待ではどんなものがもらえるか知りたい
株主優待って調べてみるだけでも楽しいよね!
今回は、12月の株主優待銘柄を個人的におすすめな銘柄も含めて紹介するよ!また、最後に損したくない株主優待の選び方も解説するよ!
12月権利確定のおすすめ株主優待銘柄7選
- ヤマハ発動機(7272)
- 楽天グループ(4755)
- 日本マクドナルドHLDG (2702)
- すかいらーく(3197)
- ライオン (4912)
- ポーラオルビスホールディングス(4927)
- シークス(7613)
株主優待で損したくない銘柄の選び方のポイント
- 企業の「財務健全性」をチェック
- 企業や業界の「成長性」に注目
- 配当金や優待の持続性をチェック
この記事では、12月のおすすめ優待株をいくつかピックアップしご紹介していきます。
まずは株の権利確定日・権利落ち日を理解しよう
株主優待を受けるためには、株主になるタイミングが非常に重要です。ここでは、株の権利確定日と権利落ち日について詳しく解説します。
権利確定日とは?
権利確定日は、株主優待や配当金を受け取るために必要な条件を満たすための基準日です。つまり、この日までに株を保有していることが必要です。
たとえば、12月の優待を受け取りたい場合、12月の権利確定日に株を保有している必要があります。権利確定日を過ぎてから株を買っても、優待はもらえません。
権利落ち日とは?
一方で、権利落ち日は、権利確定日を過ぎた次の日で、配当だけをもらうならこの日から株を売却しても良いです。権利落ち日以降に株を購入した場合、その期の株主優待や配当金を受け取る権利はありません。権利落ち日になると、企業の株価は通常、優待や配当金を反映して下落する傾向があります。これは、優待や配当金の権利が切れるため、投資家がその権利を求めて株を売るためです。
権利確定日と権利落ち日を見逃さないために
株主優待を狙って投資を行う場合、権利確定日と権利落ち日をきちんと把握しておくことが重要です。特に、権利確定日直前に株を購入しようと考えている場合、そのタイミングを逃すと優待を受けられなくなります。
12月権利確定のおすすめ株主優待銘柄7選
12月権利確定のおすすめ株主優待銘柄7選
- ヤマハ発動機(7272)
- 楽天グループ(4755)
- 日本マクドナルドHLDG (2702)
- すかいらーく(3197)
- ライオン (4912)
- ポーラオルビスホールディングス(4927)
- シークス(7613)
※株主優待の権利を獲得するには、権利付最終日までに株を購入する必要があります。権利付最終日以降に買付しても、株主優待を受ける権利を得ることはできませんのでご注意ください。
※株主優待・配当金は企業の判断で廃止・改変になる場合がありますので、最新の株主優待情報はホームページ等にてご確認ください。
①ヤマハ発動機(7272)
ヤマハ発動機はバイクや船外機、電動アシスト自転車などを製造・販売しており、世界的に高いシェアを誇る企業です。株主優待ではポイントが提供され、持株数や保有期間に応じてポイントが変わります。ポイント数に応じて、各地の名産品やヤマハ発動機関連商品の中から好きなものを選べます。
- 優待内容: 自社ポイント
- 100株以上:1,000ポイント
- 300株以上:2,000ポイント
- 1,000株以上:3,000ポイント
- 3,000株以上:4,000ポイント
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 133,550円(2024年11月14日現在)
- 配当利回り: 3.74%(2024年11月14日現在)
2020年を除き2012年から2023年まで、毎年増配傾向がある銘柄です
② 楽天グループ(4755)
楽天グループは、ECに加え、金融やモバイルなどの分野にも進出し、多角的にビジネスを展開しています。株主優待としては「楽天モバイル」が1年無料になり、日常生活に直結した優待として人気です。
- 優待内容: 「楽天モバイル」音声+データ通信(30GB)1年間無料 ※要申し込み
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 93,690円(2024年11月14日現在)
- 配当利回り: 0.0%(2024年11月14日現在)
ケータイの通信にかかる費用が、一年間優待で利用できるのはアツいですね。こちらは個人的に12月末までに仕込みたいと思っている銘柄です。
③ 日本マクドナルドHLDG (2702)
日本マクドナルドホールディングスは、全国に展開するファストフードチェーンで、外食では国内トップクラスの企業です。株主優待ではマクドナルドの商品を楽しめる飲食券が贈られるため、ファミリー層や日常的に利用する方にとって非常に嬉しい特典です。
- 優待内容: 食事優待券(1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲み物、3種類の商品の無料引換券が1枚になったシート6枚)
- 100株以上:1冊
- 300株以上:3冊
- 500株以上:5冊
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 631,000円(2024年11月14日現在)
- 配当利回り: 0.67%(2024年11月14日現在)
優待獲得の為の最低金額がかなり高値ですが、いつも食べているセットが何回か優待で食べれられるのはメリットです。
④ すかいらーく(3197)
すかいらーくは、日本国内に幅広く展開するファミリーレストランチェーンで、株主優待としてグループ内で利用できる食事券が提供されます。ファミリーレストランの利用頻度が高い方にとっては、非常に便利な優待です。
- 優待内容: 飲食代割引カード
- 100株以上:2,000円相当
- 300株以上:5,000円相当
- 500株以上:8,000円相当
- 1,000株以上:17,000円相当
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 224,400円(2024年11月14日現在)
- 配当利回り: 0.78%(2024年11月14日現在)
⑤ ライオン (4912)
ライオンは、歯磨き粉や洗剤、石鹸などの日用品で国内トップクラスのシェアを持つ企業です。株主優待では、ライオンの自社製品セットが提供され、日常生活で役立つ商品が揃っています。長期保有に適した、安定性と成長性を兼ね備えた銘柄です。
- 優待内容: 自社製品(日用品)
※2025年以降は100株以上を1年以上継続保有(12月・6月の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載)した株主のみに贈呈に変更 - 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 174,250円(2024年11月14日現在)
- 配当利回り: 1.55%(2024年11月14日現在)
新製品を中心に洗剤などの生活必需品が入っているそうです!
⑥ ポーラオルビスホールディングス(4927)
ポーラ・オルビスホールディングスは、化粧品・スキンケア商品の製造・販売を行う企業で、美容や健康を意識した商品ラインが豊富です。株主優待では自社製品が贈られるため、女性に特に人気です。高品質な化粧品の提供を続ける姿勢からも、安定した株主優待が見込まれます。
- 優待内容: 自社ポイント
- 100株以上:15ポイント
- 400株以上:60ポイント
- 1,200株以上:80ポイント
- 2,000株以上:100ポイント
※ポイントに応じて株主優待カタログ掲載商品と交換可。1ポイントで100円相当
※3年以上継続保有の場合20ポイント追加
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 137,800円(2024年11月14日現在)
- 配当利回り: 3.77%(2024年11月14日現在)
⑦ シークス(7613)
シークスは、電子部品の製造と販売を手掛ける企業で、特にエレクトロニクス関連事業が強みです。優待内容としてギフトカードが提供されています。
- 優待内容①: ギフトカード
- 100株以上:1,000円相当
- 500株以上:2,000円相当
- 1,000株以上:3,000円相当
- 優待内容②: 抽選で10名を旅行(自社海外工場視察含む)に招待
※1年以上継続保有した株主が対象 - 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 113,600円(2024年11月14日現在)
- 配当利回り: 4.23%(2024年11月14日現在)
抽選に当たると海外旅行に行けるのがすごいです。
株主優待で損したくない銘柄の選び方は!?
株主優待は魅力的な特典が多いですが、投資としては慎重に銘柄を選ぶことが重要です。優待目当てで購入した株が値下がりすると、結果的に損失につながる可能性もあります。
株主優待で損したくない銘柄の選び方のポイント
- 企業の「財務健全性」をチェック
- 企業や業界の「成長性」に注目
- 配当金や優待の持続性をチェック
特に、優待クロスではなく、長期保有で資産を育てたい方にとっては、企業の財務状況や成長性をしっかりと確認しておくことが大切です。ここでは、損失を回避しやすい株主優待銘柄の選び方について解説します。
- 優待クロスとは
株主優待を狙いつつリスクを抑えるための手法です。まず、株主優待がもらえるタイミングで株を買いますが、同時に信用取引によって同じ銘柄を売る「空売り」を行うことで、株価の変動しても利益と損失が相殺され、株価下落リスクを避けられます。こうすることで、株価の値動きに左右されずに優待のみを受け取れるため、優待や配当のみを得たい人に利用されるテクニックです。
1. 企業の「財務健全性」をチェック
企業が安定しているかどうかを知るための大事なポイントは、「自己資本比率」という数字です。自己資本比率が高いほど、会社が自分のお金で運営できる力が強いということです。
多くの専門家は、40%以上が安心の目安と言われています。自己資本比率が高い企業は、経済の変動や予期せぬ出費があっても持ちこたえやすく、長期的に優待を受けられる可能性が高いです。
2. 企業や業界の「成長性」に注目
優待があっても、会社が成長しなければ株価も伸び悩むか、下がってしまうことがあります。成長性を見るには、会社が新しい商品やサービスを出しているか、海外にも事業を広げているかなどをチェックしましょう。
たとえば、自動化関連(AI技術等)や健康食品、スキンケアなど、今後需要が高まると考えられる業界に積極的な会社は、長期的に成長が期待できます。
3. 配当金や優待の持続性をチェック
企業からの配当金や株主優待が長期的に続くかどうかも確認しましょう。特に、企業の経営方針として株主還元を積極的に実施しているかどうかは、長期的な投資判断に影響します。
企業のIR(投資家向け広報)情報や経営方針には、株主還元についての考え方が記載されていることがあります。定期的に優待内容を見直し、改善を続けている企業は、株主への配慮があり、優待の維持にも意欲的であると考えられます。
「企業名 IR」でGoogleで検索をかけるとIR情報が出てきます。
まとめ
12月の株主優待銘柄は、約180銘柄ある中から選べるので、かなり良い優待株ばかりです。株主優待銘柄を選ぶときは優待だけに重きをおかず、企業としての成長性や財務健全性を見ることも重要です。
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※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
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