通勤などに車を使っている方や趣味やアウトドアに車を使われている方に必須の自動車保険をちゃんと見直すことで年間2〜3万の節約ができ固定費の大幅削減ができる可能性があります。
自動車保険は補償の内容と保険料のバランスがとることが重要です。バランスが取れていなければ、見直す必要があります。
自動車保険は補償と保険料のバランスやご自身の生活にマッチした内容で見直しを行うことをおすすめします。
また、補償の内容も自身のライフスタイルの変化(家族が増える、転職、マイホーム購入、子どもの免許取得など)によって見直したり、更新のタイミングで様々な会社の見積もりを比較し検討したりすることによって、今より満足度の高い保険に変えることができます。
自動車保険を見直すタイミングや見直し方で悩んでおられる方も少なからずいます。
僕もどうしようか調べまくっている時期がありました。
この記事では、自動車保険を見直すタイミングや見直すポイントなどをできるだけわかりやすく解説したいと思っています。
自動車保険見直しの3つのタイミング
自動車保険は定期的に補償内容や補償範囲を見直すことが重要です。
生命保険と同様に補償内容や補償範囲などによって保険料が大きく変わってきます。
そのため、車の用途が変わったり、引っ越しや子どもの独立のよりライフスタイルが変わったりしたなどのタイミングで、プランの乗り換えや補償範囲の変更手続きを行うのがおすすめです。
「自動車保険はいつ見直せばいいのか?」という具体的なタイミングについて解説していきたいと思います。
契約更新のタイミング
保険が満期を迎え、更新案内のハガキやメールなどが届いたら、見直しのタイミングです。
満期前に中途解約して新しい保険に移っても、等級は今まで通りで保険料の引き下げもありません。
満期を迎えるタイミングであれば、更新時期より遡って1年間無事故だった場合、自動車保険の等級は1ランクあがり、保険料が安くなる等の特典ありきで自動車保険を契約することができます。
新車を買うタイミング
セカンドカー割引
今までの車も手放さずに乗って、新しい車をセカンドカーにする場合に使える割引のことです。
夫婦で合わせて2台車を持っていたりする場合はセカンドカー割引を検討すると良いかもしれません。
新しい車に保険を引き継がせて今までの車に割引をかけるのか、今までの車の保険には手をつけずに新しい車に割引をかけるのか、どちらの方法も可能です。
また、今までの車にも少し割引がきく保険会社もあったりします。
今までの保険等級の引き継ぎ
今まで使用していた車を手放す場合は、乗っていた期間や事故の有無のよるその車の保険の等級と高い割引率を新しい車に引き継ぎすることができます。
保険の引き継ぎで注意しなければならないのは、納車日迄に手続きを完了しておくことです。
新しい車を買う前には、必ずチェックしておきましょう。
ライフスタイルが変わったタイミング
運転者の範囲が変わった
子どもが独立したり、子どもも運転するようになった場合など、その車の運転者の範囲が変わった場合、保険見直しのタイミングです。
たいてい「限定なし」「家族限定」「本人・配偶者限定」「本人限定」の4種類の運転者範囲があり、限定されるほど保険料が安くなる傾向にあります。
通勤方法が変わった
何らかの理由で、マイカー通勤から電車やバスなどの公共交通機関を使う通勤に変わった場合も保険見直しのタイミングです。
保険会社に連絡し、使用目的を通勤・通学から日常・レジャーに変更すると保険料を下げることができます。
また、年間走行距離が短くなることにより、保険料を下げられる場合もあります。
自動車保険見直し5つのポイント
車両保険の見直し
自動車保険の見直しは、車両保険の有無によって自動車保険の保険料が大きく変わり、保険料を下げる点で欠かせないポイントとなります。
何年も乗った車の場合は車両保険の必要性についても見直しましょう。
具体的には、長くても初度登録年から7年以上経っている車は車両保険を外す検討してみても良いかもしれません。
また、7年以上経つ前でも、ある程度経った時には、車両保険を一般タイプからエコノミータイプに変更することを検討してみましょう。
エコノミータイプでは、一般タイプで補償される自損事故などが補償の対象外となり、補償の対象が少なくなってしまいますが、その分保険料を安くすることができます。
車両保険の免責金額を大きく設定することでも保険料を少し安く抑えることができます。
免責金額とは、簡単に言うと事故時の修理費の自己負担額です。
例えば、車両保険の免責金額を10万円と設定していた場合、事故時の修理費で30万円かかる見積であれば、保険料として20万円が支払われます。
免責金額をあげることで、自己負担となる代わりに保険料を安く抑えることができます。
車両保険については、あくまで僕の見解ですが、保険を利用して修理する場合等級が落ちてしまいその後の保険料が上がったりもするので、自分の貯蓄を考慮してですが、貯蓄でカバーする方が良いと思ってます。
車両保険の保険料と車のローン残高や自分の貯蓄額などを考慮し、車両保険の必要性について見直してみましょう。
運転者・年齢条件の見直し
自動車保険の運転者限定を本人限定や本人・配偶者限定、家族限定に変更することで保険料を安くすることができます。
保険料が最も安いのは、本人限定にした場合です。
限定すればするほど、安くなると覚えておくと良いかもしれません。
ただし、限定された人以外が自動車を運転して起こした事故は補償の対象外になりますので、注意してください。
年齢条件は、車を運転する人の年齢を限定し保険料を割引する仕組みのことです。
生命保険と違い、自動車保険では若い人ほど保険料が高くなります。これは過去の事故率のデータより若年層ほど事故のリスクが高いという統計結果に基づいているためです。
自動車保険の年齢条件は、たいてい全年齢補償(18歳以上補償)→21歳以上補償→26歳以上補償→35歳以上補償(30歳以上補償の保険会社もある)補償の4つに区分されていて、矢印の順番で、保険料は安くなります。
そのため、運転者の年齢条件を同居の子供に合わせている場合には、注意してください。
子供の年齢が21歳なのに、26歳以上補償の家族限定補償にしていて、事故時に保険が効かないということがあるかもしれないので、くれぐれも若い家族が免許を取ったときには、確認しておきましょう。
以降は子どもの年齢が上がるにつれて、補償年齢を上げて、保険料を下げましょう。
年間走行距離の見直し
引越しや転職、転勤などによって車の使い方が変わり、年間走行距離が契約時に保険会社に伝えた年間走行距離より短くなると見込まれるときは、保険会社に年間走行距離の変更を通知することで保険料を安くできる場合があります。
保険会社によっては、年間予定走行距離が保険料を決める条件の一つとなっているところもあるからです。
ただし、申告した年間走行距離と実際の距離に、あまりにも大きな差がある場合には、虚偽の申告をしたとみなされますので、実情に近い内容を伝えるようにしましょう。
使用目的の見直し
転職や転勤などで生活スタイルが変わり、あまり自動車を通勤に使わなくなったときなどは、保険会社に通知し使用目的を通勤・通学から日常・レジャーに変更すると保険料を下げることができます。
やはり、通勤・通学時の方が、毎日のことであり、事故の発生率が高くなるので、保険料が若干割高になる傾向があります。
特約の見直し
自動車保険はメインとなる対人賠償や対物賠償などのほかに様々な付帯の特約を契約することができます。
特約はあると便利ですが、その分保険料も高くなります。
自分が契約している特約を見直してみて、本当に必要かどうか費用対効果を検討し、不必要なものがあるのであればその特約は解約するとよいでしょう。
例えば、ファミリーバイク特約や車内携行品補償特約、自転車傷害特約などが挙げられます。
バイクを使っていないのに、ファミリーバイク特約を付けていてももったいないですよね。
定期的に自動車保険を確認し、特約の部分も見直しましょう。
まとめ
自動車保険の見直しについて3つのタイミングと5つの見直しポイントについて、述べてきましたが、固定費削減に向けて、サイドFIREに向けて、必ずチェックしないといけないポイントであるため、契約内容の見直しをしましょう。
自動車保険の見直しは複雑で時間のかかる作業です。
急いで見直しをして自分に合わない保険に加入してしまうと事故時に困ってしまうため、慎重に判断することが大事です。
まずは現在の契約内容を確認し、今後本当に必要な補償はどんなものか洗い出してみましょう。
その上で、様々な保険会社の商品を比較し検討して、自分に合っている自動車保険を探しましょう。
コメント