6月の権利落ちの優待株は約134銘柄です。6月優待株に注目して、おすすめ株主優待や株主優待を選ぶポイントを解説していきます。6月の優待は、1年の中では銘柄数が多くも少なくもない月です。中でもおすすめの銘柄を5つご紹介します。



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この記事はこのような人におすすめ!
- 6月の株主優待銘柄のおすすめが知りたい
- 6月の株主優待ではどんなものがもらえるか知りたい



株主優待って調べてみるだけでも楽しいよね!



今回は、6月の株主優待銘柄を個人的におすすめな銘柄も含めて紹介するよ!また、最後に損したくない株主優待の選び方も解説するよ!
6月権利確定のおすすめ株主優待銘柄5選
- ヤマハ発動機(7272)
- 日本マクドナルドHLDG (2702)
- すかいらーく(3197)
- カゴメ(2811)
- 物語コーポレーション(3097)
株主優待で損したくない銘柄の選び方のポイント
- 企業の「財務健全性」をチェック
- 企業や業界の「成長性」に注目
- 配当金や優待の持続性をチェック
この記事では、6月のおすすめ優待株を5つピックアップしご紹介していきます。
まずは株の権利確定日・権利落ち日を理解しよう


株主優待を受けるためには、株主になるタイミングが非常に重要です。ここでは、株の権利付き最終日と権利落ち日について詳しく解説します。
権利付き最終日とは?
権利付き最終日は、株主優待や配当金を受け取るために必要な条件を満たすための基準日です。つまり、この日までに株を保有していることが必要です。
たとえば、5月の優待を受け取りたい場合、5月の権利付き最終日に株を保有している必要があります。権利付き最終日を過ぎてから株を買っても、優待はもらえません。
権利落ち日とは?
一方で、権利落ち日は、権利確定日を過ぎた次の日で、配当だけをもらうならこの日から株を売却しても良いです。権利落ち日以降に株を購入した場合、その期の株主優待や配当金を受け取る権利はありません。権利落ち日になると、企業の株価は通常、優待や配当金を反映して下落する傾向があります。これは、優待や配当金の権利が切れるため、投資家がその権利を求めて株を売るためです。
権利付き最終日と権利落ち日を見逃さないために
株主優待を狙って投資を行う場合、権利付き最終日と権利落ち日をきちんと把握しておくことが重要です。特に、権利付き最終日直前に株を購入しようと考えている場合、そのタイミングを逃すと優待を受けられなくなります。
6月権利確定のおすすめ株主優待銘柄5選


6月権利確定のおすすめ株主優待銘柄5選
- ヤマハ発動機(7272)
- 日本マクドナルドHLDG (2702)
- すかいらーく(3197)
- カゴメ(2811)
- 物語コーポレーション(3097)
※株主優待の権利を獲得するには、権利付き最終日までに株を購入する必要があります。権利付き最終日以降に買付しても、株主優待を受ける権利を得ることはできませんのでご注意ください。
※株主優待・配当金は企業の判断で廃止・改変になる場合がありますので、最新の株主優待情報はホームページ等にてご確認ください。
① ヤマハ発動機(7272)
ヤマハ発動機(7272)はバイクや船外機、電動アシスト自転車などを製造・販売しており、世界的に高いシェアを誇る企業です。株主優待ではポイントが提供され、持株数や保有期間に応じてポイントが変わります。ポイント数に応じて、各地の名産品やヤマハ発動機関連商品の中から好きなものを選べます。
- 優待内容: 自社ポイント
- 100株以上:1,000ポイント
- 300株以上:2,000ポイント
- 1,000株以上:3,000ポイント
- 3,000株以上:4,000ポイント
※3年以上継続保有の場合1,000ポイント追加
- 優待獲得に必要な最低金額: 108,850円(2025年6月10日現在)
- 配当利回り: 4.59%(2025年6月10日現在)
- 1株あたりの予想配当:25円
- 優待確定月:6月/12月
ヤマハ発動機(7272)優待の魅力
株主優待の中では、少額で株主優待を味わうことができる優良株
②日本マクドナルドHLDG (2702)
日本マクドナルドホールディングス(2702)は、全国に展開するファストフードチェーンで、外食では国内トップクラスの企業です。株主優待ではマクドナルドの商品を楽しめる飲食券が贈られるため、ファミリー層や日常的に利用する方にとって非常に嬉しい特典です。
- 優待内容: 食事優待券(1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲み物、3種類の商品の無料引換券が1枚になったシート6枚)
- 100株以上:1冊
- 300株以上:3冊
- 500株以上:5冊
- 優待獲得に必要な最低金額: 605,000円(2025年6月10日現在)
- 配当利回り: 0.93%(2025年6月10日現在)
- 1株あたりの予想配当:未定(配当は12月のみ)
- 優待確定月:6月/12月
日本マクドナルドHLDG (2702)優待の魅力
優待獲得の為の最低金額がかなり高値ですが、いつも食べているセットが何回か優待で食べれられるのはメリット。
③すかいらーくホールディングス(3197)
すかいらーくは、日本国内に幅広く展開するファミリーレストランチェーンで、株主優待としてグループ内で利用できる食事券が提供されます。ファミリーレストランの利用頻度が高い方にとっては、非常に便利な優待です。
- 優待内容: 飲食代割引カード
- 100株以上:2,000円相当
- 300株以上:5,000円相当
- 500株以上:8,000円相当
- 1,000株以上:17,000円相当
- 優待獲得に必要な最低金額: 317,200円(2025年6月10日現在)
- 配当利回り: 0.63%(2025年6月10日現在)
- 1株あたりの予想配当:8円(6月)
- 優待確定月:6月/12月
すかいらーく(3197)優待の魅力
100株以上の保有で、6月と12月の合わせて2回、飲食代割引カードが4000円相当分もらえます。
④ カゴメ(2811)
カゴメ(2811)は、トマト製品で有名な日本の食品メーカーです。代表商品は「トマトケチャップ」や「野菜生活100」などで、トマトや野菜を使った飲料・加工食品を中心に展開。健康や栄養に配慮した商品開発に力を入れており、「野菜の会社」としてのブランドを確立しています。国内外で事業を展開し、食と健康をテーマに成長を続ける企業です。
- 優待内容: 自社商品(食品・ジュース等)
- 100株以上:2000円相当の自社商品(食品・ジュース等)
- 1,000株以上:6000円相当の自社商品(食品・ジュース等)
- 優待獲得に必要な最低金額: 294,550円(2025年6月10日現在)
- 配当利回り: 1.63%(2025年6月10日現在)
- 1株あたりの予想配当:48円(12月)
- 優待確定月:6月(12月は配当のみ)
カゴメ(2811)優待の魅力
自社製品の詰め合わせが受け取れ、特に新商品が先行して届くそう。
⑤ 物語コーポレーション(3097)
物語コーポレーション(3097)は、愛知県に本社を置く外食チェーン企業で、「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」などのブランドを展開しています。焼肉やラーメンを中心に、ファミリー層向けの店舗を全国に展開し、手頃な価格と豊富なメニューで人気を集めています。また、店舗運営の効率化やサービス向上にも注力し、成長を続けている企業です。
- 優待内容:優待電子カード
- 100株以上:3,500円相当の優待電子カード
※グループ店舗で1円単位で利用可
- 100株以上:3,500円相当の優待電子カード
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 367,000円(2025年6月10日現在)
- 配当利回り: 0.98%(2025年6月10日現在)
- 1株あたりの予想配当:18円(6月)
- 優待確定月:6月/12月
物語コーポレーション(3097)優待の魅力
6月と12月の合わせて2回、優待電子カードが合計7000円相当分もらえます。
株主優待で損したくない銘柄の選び方は!?


株主優待は魅力的な特典が多いですが、投資としては慎重に銘柄を選ぶことが重要です。優待目当てで購入した株が値下がりすると、結果的に損失につながる可能性もあります。
株主優待で損したくない銘柄の選び方のポイント
- 企業の「財務健全性」をチェック
- 企業や業界の「成長性」に注目
- 配当金や優待の持続性をチェック
特に、優待クロスではなく、長期保有で資産を育てたい方にとっては、企業の財務状況や成長性をしっかりと確認しておくことが大切です。ここでは、損失を回避しやすい株主優待銘柄の選び方について解説します。
- 優待クロスとは
株主優待を狙いつつリスクを抑えるための手法です。まず、株主優待がもらえるタイミングで株を買いますが、同時に信用取引によって同じ銘柄を売る「空売り」を行うことで、株価の変動しても利益と損失が相殺され、株価下落リスクを避けられます。こうすることで、株価の値動きに左右されずに優待のみを受け取れるため、優待や配当のみを得たい人に利用されるテクニックです。
1. 企業の「財務健全性」をチェック
企業が安定しているかどうかを知るための大事なポイントは、「自己資本比率」という数字です。自己資本比率が高いほど、会社が自分のお金で運営できる力が強いということです。
多くの専門家は、40%以上が安心の目安と言われています。自己資本比率が高い企業は、経済の変動や予期せぬ出費があっても持ちこたえやすく、長期的に優待を受けられる可能性が高いです。
2. 企業や業界の「成長性」に注目
優待があっても、会社が成長しなければ株価も伸び悩むか、下がってしまうことがあります。成長性を見るには、会社が新しい商品やサービスを出しているか、海外にも事業を広げているかなどをチェックしましょう。
たとえば、自動化関連(AI技術等)や健康食品、スキンケアなど、今後需要が高まると考えられる業界に積極的な会社は、長期的に成長が期待できます。
3. 配当金や優待の持続性をチェック
企業からの配当金や株主優待が長期的に続くかどうかも確認しましょう。特に、企業の経営方針として株主還元を積極的に実施しているかどうかは、長期的な投資判断に影響します。
企業のIR(投資家向け広報)情報や経営方針には、株主還元についての考え方が記載されていることがあります。定期的に優待内容を見直し、改善を続けている企業は、株主への配慮があり、優待の維持にも意欲的であると考えられます。



「企業名 IR」でGoogleで検索をかけるとIR情報が出てきます。
まとめ
6月の株主優待銘柄は、約134銘柄ある中からの5銘柄の株主優待株です。株主優待銘柄を選ぶときは優待だけに重きをおかず、企業としての成長性や財務健全性を見ることも重要です。
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※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な投資判断はご自身でお願いいたします。
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