3月の権利落ちの優待株は約800銘柄です。3月優待株に注目して、おすすめ株主優待や株主優待を選ぶポイントを解説していきます。3月の優待は、1年の中は一番銘柄数が多い月で、中でもおすすめの銘柄を5つご紹介します。
約800銘柄ある中から5つに厳選するのはなかなか大変でしたので、選ばれた5つの株主優待銘柄は特におすすめです。
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この記事はこのような人におすすめ!
- 3月の株主優待銘柄のおすすめが知りたい
- 3月の株主優待ではどんなものがもらえるか知りたい
株主優待って調べてみるだけでも楽しいよね!
今回は、3月の株主優待銘柄を個人的におすすめな銘柄も含めて紹介するよ!また、最後に損したくない株主優待の選び方も解説するよ!
3月権利確定のおすすめ株主優待銘柄5選
- KDDI(9433)
- ソフトバンク(9434)
- トリドールホールディングス(3397)
- エディオン(2730)
- 明治ホールディングス (2269)
株主優待で損したくない銘柄の選び方のポイント
- 企業の「財務健全性」をチェック
- 企業や業界の「成長性」に注目
- 配当金や優待の持続性をチェック
この記事では、3月のおすすめ優待株を5つピックアップしご紹介していきます。
まずは株の権利確定日・権利落ち日を理解しよう
株主優待を受けるためには、株主になるタイミングが非常に重要です。ここでは、株の権利付き最終日と権利落ち日について詳しく解説します。
権利付き最終日とは?
権利付き最終日は、株主優待や配当金を受け取るために必要な条件を満たすための基準日です。つまり、この日までに株を保有していることが必要です。
たとえば、1月の優待を受け取りたい場合、1月の権利付き最終日に株を保有している必要があります。権利付き最終日を過ぎてから株を買っても、優待はもらえません。
権利落ち日とは?
一方で、権利落ち日は、権利確定日を過ぎた次の日で、配当だけをもらうならこの日から株を売却しても良いです。権利落ち日以降に株を購入した場合、その期の株主優待や配当金を受け取る権利はありません。権利落ち日になると、企業の株価は通常、優待や配当金を反映して下落する傾向があります。これは、優待や配当金の権利が切れるため、投資家がその権利を求めて株を売るためです。
権利付き最終日と権利落ち日を見逃さないために
株主優待を狙って投資を行う場合、権利付き最終日と権利落ち日をきちんと把握しておくことが重要です。特に、権利付き最終日直前に株を購入しようと考えている場合、そのタイミングを逃すと優待を受けられなくなります。
3月権利確定のおすすめ株主優待銘柄5選
3月権利確定のおすすめ株主優待銘柄5選
- KDDI(9433)
- ソフトバンク(9434)
- トリドールホールディングス(3397)
- エディオン(2730)
- 明治ホールディングス (2269)
※株主優待の権利を獲得するには、権利付き最終日までに株を購入する必要があります。権利付き最終日以降に買付しても、株主優待を受ける権利を得ることはできませんのでご注意ください。
※株主優待・配当金は企業の判断で廃止・改変になる場合がありますので、最新の株主優待情報はホームページ等にてご確認ください。
① KDDI(9433)
KDDI(9433)は、日本の大手通信会社で、「au」ブランドの携帯電話やインターネットサービスを提供しています。通信事業に加え、金融、エネルギー、IoT、DX支援など幅広い分野にも進出しています。安定した経営基盤と高い配当利回りが魅力で、通信とライフスタイルを融合させた事業戦略で成長を続ける企業です。
- 優待内容: 2,000円相当の自社関連特典(3月)
- 100株以上:「Pontaポイント」またはローソン・成城石井商品詰合せセットから選択。「Pontaポイント」はauPAYマーケット限定Pontaポイントとして1.5倍に増量可
※優待品に代えて社会貢献活動団体への寄付選択可
※100株以上を1年以上継続保有した株主のみに贈呈。5年以上継続保有の場合、3,000円相当を贈呈。
- 100株以上:「Pontaポイント」またはローソン・成城石井商品詰合せセットから選択。「Pontaポイント」はauPAYマーケット限定Pontaポイントとして1.5倍に増量可
- 優待獲得に必要な最低金額: 516,900円(2025年1月30日現在)
- 配当利回り: 2.81%(2025年1月30日現在)
- 1株あたりの予想配当:75円
- 優待確定月:3月 ※9月は配当のみ
KDDI(9433)優待の魅力
100株保有で年間2,000円分のPontaポイントがもらえて、高配当株としても申し分ないのが魅力
②ソフトバンク(9434)
ソフトバンク(9434)は、日本の大手通信会社で、携帯電話やインターネットサービスを提供しています。親会社はソフトバンクグループで、AIやIoTなど最先端技術にも注力。通信以外にも金融、ECなど幅広く展開し、成長を続けています。配当利回りが高めで、株主還元にも積極的な企業です。
- 優待内容: PayPayマネーライト
- 100株以上:1,000円相当の「PayPayマネーライト」付与
※2025年3月から起算して1年以上継続保有した株主のみに贈呈
- 100株以上:1,000円相当の「PayPayマネーライト」付与
- 優待獲得に必要な最低金額: 20,070円(2025年1月30日現在)
- 配当利回り: 4.30%(2025年1月30日現在)
- 1株あたりの予想配当:4.3円
- 優待確定月:3月 ※9月は配当のみ
ソフトバンク(9434)優待の魅力
優待獲得に必要な金額がかなり低いので、手が出しやすい株主優待です!
③トリドールホールディングス(3397)
トリドールホールディングス(3397)は、「丸亀製麺」で知られる外食チェーンを展開する企業です。うどんだけでなく、「とりどーる」「コナズ珈琲」など多様なブランドを国内外で展開。海外展開にも積極的で、世界中で成長を続けています。株主優待として、全国のグループ店舗で使える食事券を提供しており、個人投資家にも人気の企業です。
- 優待内容: 飲食券
- 100株以上:3,000円相当
- 200株以上:4,000円相当
- 1000株以上:10,000円相当
- 2000株以上:15,000円相当
※200株以上を1年以上継続保有(3月・9月の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載)の場合3,000円相当を追加
- 優待獲得に必要な最低金額: 376,100円(2025年1月30日現在)
- 配当利回り: 0.27%(2025年1月30日現在)
- 1株あたりの予想配当:10円
- 優待確定月:3月/9月
トリドールホールディングス(3397)優待の魅力
100株保有で年間6,000円分の食事券がもらえます。テイクアウトにも利用可能。近くに丸亀製麺等があり、よく利用する方にとってはおすすめの銘柄です。
④ エディオン(2730)
エディオン(2730)は、家電量販店を全国展開する企業です。「エディオン」や「100満ボルト」などのブランドで、家電やリフォーム、太陽光発電など幅広い商品・サービスを提供。ネット販売にも力を入れています。株主優待として、自社店舗で使える優待券を配布しており、家電購入に活用できるのが魅力です。
- 優待内容: 自社ギフトカード(2月)
- 100株以上:3,000円相当の自社ギフトカード
- 500株以上:10,000円相当の自社ギフトカード
- 1,000株以上:15,000円相当の自社ギフトカード
- 2,000株以上:20,000円相当の自社ギフトカード
- 5,000株以上:25,000円相当の自社ギフトカード
- 10,000株以上:50,000円相当の自社ギフトカード
※自社グループ店舗で利用可
※長期保有による増額あり
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 184,400円(2025年1月30日現在)
- 配当利回り: 2.53%(2025年1月30日現在)
- 1株あたりの予想配当:23円
- 優待確定月:3月 ※9月は配当のみ
エディオン(2730)優待の魅力
エディオンや100満ボルトなどで使えるギフトカードで、家電のお買い物をサポートできます。
⑤ 明治ホールディングス (2269)
明治ホールディングス(2269)は、「明治」ブランドで知られる大手食品・医薬品メーカーです。チョコレートやヨーグルト、牛乳などの食品事業に加え、医薬品事業も展開。特に「明治プロビオヨーグルトR-1」や「明治ミルクチョコレート」は人気商品です。健康や栄養に関する研究開発にも力を入れ、安心・安全な製品を提供し続けています。
- 優待内容:自社グループ製品詰合せ(菓子等)
- 100株以上:1,500円相当
- 200株以上:2,500円相当
- 1000株以上:5,500円相当
※発送は10月末ごろ
※優待品に代えて福祉団体等への寄付選択可
- 保有株数: 100株以上
- 優待獲得に必要な最低金額: 193,000円(2025年1月30日現在)
- 配当利回り: 3.21%(2025年1月30日現在)
- 1株あたりの予想配当:50円
- 優待確定月:3月 ※9月は配当のみ
明治ホールディングス (2269)優待の魅力
忘れたころにお菓子がやってくるので、嬉しくなっちゃいます。
株主優待で損したくない銘柄の選び方は!?
株主優待は魅力的な特典が多いですが、投資としては慎重に銘柄を選ぶことが重要です。優待目当てで購入した株が値下がりすると、結果的に損失につながる可能性もあります。
株主優待で損したくない銘柄の選び方のポイント
- 企業の「財務健全性」をチェック
- 企業や業界の「成長性」に注目
- 配当金や優待の持続性をチェック
特に、優待クロスではなく、長期保有で資産を育てたい方にとっては、企業の財務状況や成長性をしっかりと確認しておくことが大切です。ここでは、損失を回避しやすい株主優待銘柄の選び方について解説します。
- 優待クロスとは
株主優待を狙いつつリスクを抑えるための手法です。まず、株主優待がもらえるタイミングで株を買いますが、同時に信用取引によって同じ銘柄を売る「空売り」を行うことで、株価の変動しても利益と損失が相殺され、株価下落リスクを避けられます。こうすることで、株価の値動きに左右されずに優待のみを受け取れるため、優待や配当のみを得たい人に利用されるテクニックです。
1. 企業の「財務健全性」をチェック
企業が安定しているかどうかを知るための大事なポイントは、「自己資本比率」という数字です。自己資本比率が高いほど、会社が自分のお金で運営できる力が強いということです。
多くの専門家は、40%以上が安心の目安と言われています。自己資本比率が高い企業は、経済の変動や予期せぬ出費があっても持ちこたえやすく、長期的に優待を受けられる可能性が高いです。
2. 企業や業界の「成長性」に注目
優待があっても、会社が成長しなければ株価も伸び悩むか、下がってしまうことがあります。成長性を見るには、会社が新しい商品やサービスを出しているか、海外にも事業を広げているかなどをチェックしましょう。
たとえば、自動化関連(AI技術等)や健康食品、スキンケアなど、今後需要が高まると考えられる業界に積極的な会社は、長期的に成長が期待できます。
3. 配当金や優待の持続性をチェック
企業からの配当金や株主優待が長期的に続くかどうかも確認しましょう。特に、企業の経営方針として株主還元を積極的に実施しているかどうかは、長期的な投資判断に影響します。
企業のIR(投資家向け広報)情報や経営方針には、株主還元についての考え方が記載されていることがあります。定期的に優待内容を見直し、改善を続けている企業は、株主への配慮があり、優待の維持にも意欲的であると考えられます。
「企業名 IR」でGoogleで検索をかけるとIR情報が出てきます。
まとめ
3月の株主優待銘柄は、約800銘柄ある中からの5銘柄の株主優待株です。株主優待銘柄を選ぶときは優待だけに重きをおかず、企業としての成長性や財務健全性を見ることも重要です。
この記事を見て、「自分も運用をやってみよう」と思った人は、ぜひ証券口座を開設してください。
私たちがおすすめしている証券口座は、以下の2つです。
投資を始める際は、低コストで便利なネット証券を活用しましょう。手数料が抑えられることで、長期的な資産形成に有利です。
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※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な投資判断はご自身でお願いいたします。
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