2025年4月初旬、世界の株式市場は大きな混乱に見舞われています。米国をはじめ、欧州、アジアの主要市場で株価が急落し、多くの投資家が不安を感じています。
多くの人が「怖い」「損しそう」と感じる一方で、実はこの“株価暴落”のタイミングは、投資初心者にとって大きなチャンスでもあります。
今回は、2025年のトランプ関税ショックによる世界同時株安の背景を整理し、これから投資を始める方へのアドバイスをお届けします。



こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!実際、私も今回の市場暴落は動揺しております。投資、節約や日常に関する情報発信していますので、ぜひフォローお願いします!
この記事はこのような人におすすめ!
- トランプ関税ショックの状況を確認したい方
- 市場暴落時の自身の立ち回り方を再確認したい
- 暴落はチャンスとも聞くが、本当に投資して大丈夫か心配
- 2025年4月、トランプ大統領の関税政策などをきっかけに世界同時株安が発生。
- 株価の暴落は不安材料である一方、長期的には「安く買うチャンス」ともいえる。
- 暴落時は「分散・長期・自分の軸」を大切にして、冷静に投資を始めるのがポイント。
今回は、「株価が暴落している今こそ、投資を始めても大丈夫?」という疑問に答えながら、暴落時に投資を始める際のポイントを、わかりやすくお伝えしていきます!
2025年トランプ相互関税発表による世界同時株安の背景


そもそも株価暴落とは?



まず、「株価暴落」ってどんな状態なのか簡単に整理しておきましょう。
株価暴落とは?
短期間に株価が大幅に下がることを指します。
原因はさまざまですが、主なきっかけとしては以下のようなものがあります。
- 世界経済の不安(戦争、パンデミック、リセッションなど)
- 金融政策の変化(金利の急上昇など)
- 投資家のパニック売り
たとえば、リーマンショックやコロナショックのときも株価は大きく下落しました。でも、その後は時間とともに回復し、多くの銘柄が以前よりも高値をつけています。
つまり、株価が暴落したタイミングというのは「安く買えるチャンス」でもあるんです!
2025年世界同時株安の要因
今回の株価急落の主な要因を見ていきましょう。
2025年世界同時株安の主な要因
- 米国の大規模な関税措置
- 中国のAI技術の急速な進展
- インフレと景気後退の懸念
① 米国の大規模な関税措置
2025年4月初旬、トランプ大統領は主要な貿易相手国に対して10%から最大46%に及ぶ大規模な関税を発表しました。 これにより、世界的な貿易摩擦が激化し、投資家の間で景気後退への懸念が高まりました。
特に、米国の主要ハイテク企業である「マグニフィセント・セブン」(Apple、Microsoft、Alphabet、Amazon、Meta、Nvidia、Tesla)などが大きな打撃を受け、株価が急落しました。連動し、世界の株価指数が暴落しています。
② 中国のAI技術の急速な進展
中国のAI企業「ディープシーク」が、高性能かつ低コストの生成AIモデルを発表しました。これにより、これまで米国が優位性を持っていたAI分野での競争が激化し、米国の半導体関連企業の株価が下落しました。
③ インフレと景気後退の懸念
米国ではインフレ率が依然として高く、連邦準備制度理事会(FRB)が金利を引き上げる可能性が高まっています。これにより、企業の資金調達コストが上昇し、景気後退への懸念が広がっています。
株価暴落はピンチ?それともチャンス?
ニュースを見る限り、先行きは不安ばかり…。
しかし、長期目線の投資家にとっては、今こそ「割安で仕込む好機」とも言えます。
たとえば過去を振り返ると…
暴落時期 | 原因 | その後の回復 |
---|---|---|
2008年 リーマンショック | 金融危機 | 約3年で回復 |
2020年 コロナショック | パンデミック | 約1年で回復 |
2025年 世界同時株安 | 経済不安・金利上昇 | ←いまココ! |
どの暴落も、「その時に買っていた人」が数年後に大きなリターンを得ているんです。



しかし、一番の株価底で買うことは非常に難しいです。猪突猛進で一括買い増しするよりも、コツコツと買い増ししていくことがおすすめです。
暴落時に投資を始めるメリットとは?
暴落時に投資を始めるメリット
- 優良銘柄を割安で購入できる
- 高配当株も狙いやすい
- 「安く買って高く売る」の理想に近づける
① 優良銘柄を割安で購入できる
普段はなかなか手が出ないような優良の株が、暴落時には「お買い得価格」になっています。
たとえば、米国株だとVTIやVYMなど、長期的に成長が見込めるETFが割安で手に入るかもしれません。
② 高配当株も狙いやすい
株価が下がると、配当利回りが相対的に高くなります。
たとえば、年間配当が100円の株が、株価2,000円から1,500円に下がれば、利回りは5%から約6.7%にアップします。
高配当株投資を考えている方にとっては、絶好のチャンスとも言えるでしょう。
③ 「安く買って高く売る」の理想に近づける
投資の基本は「安く買って、高く売る」。
でも、普段はなかなか「安いタイミング」がわかりませんよね。暴落は一見怖いですが、見方を変えれば「今が底かもしれない」という絶好のエントリーチャンスになります。
【保存版】暴落時に投資を始める際の3つのポイント【個人的見解含む】





今回紹介するポイントは暴落時から投資を始める方だけでなく、すでに株式投資を始めている方にも有効な考えです。
暴落時に投資を始める際の3つのポイント
- 一括投資ではなく「分散して長期投資」する
- 生活資金はしっかり確保しておく
- 情報に踊らされず、自分の軸を持つ
① 一括投資ではなく「分散して長期投資」する
暴落しているとはいえ、底がどこかは誰にもわかりません。
一度に全額を投資するのではなく、少しずつ段階的に買っていく「ドルコスト平均法」がおすすめです。
たとえば、毎月同じ金額(例:3万円)を積み立てることで、価格が安いときは多く、価格が高いときは少なく買うことができ、リスクを分散できます。
暴落時は株価の上下が激しいので、短期で利益を得ようとすると逆に損をするリスクが高くなります。むしろ、暴落の時期に買って、5年後や10年後にどうなっているかをイメージして、中長期目線で投資をするのがポイントです。
インデックス投資も視野に入れましょう。
個別株に自信がない場合は、日経平均やS&P500などのインデックスファンドに投資するのも手です。長期的に見て世界経済は成長してきた実績があるので、インデックス投資は初心者にもおすすめです。
② 生活資金はしっかり確保しておく
「余剰資金で投資をする」というのは、暴落時ほど大切です。
焦って現金が必要になったときに、暴落中の資産を売却すると損が確定してしまいます。生活費や急な出費に備えるお金はしっかり別に確保しておきましょう。
③ 情報に踊らされず、自分の軸を持つ
長い間株価が低迷するかもしれないと考えることが大切です。株価はまだ底に達していないかもしれません。
暴落時にはネットやSNSで「まだ下がるぞ!」「今が買いだ!」など、さまざまな意見が飛び交います。
そもそも株価の底がどこなのかは誰にもわかりません。
重要なのは、自分の投資ルールや目的を明確にして、それに基づいた判断をすること。他人の意見ではなく、自分の軸を持つことが大切です。
まとめ:暴落は「恐れる」より「活かす」ことが大事!
株価暴落のタイミングは、確かに怖いものです。でも、視点を変えれば「未来の利益を仕込む絶好のチャンス」。
重要なのは、焦らず・無理せず・コツコツと始めること。
この暴落を乗り越えたとき、「あのとき投資して良かった」と思える日がきっと来ます。
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