第二種電気工事士は、電気工事に関わる仕事をするために必要な国家資格です。受験資格に制限がなく、初心者でも挑戦しやすいため、人気の資格の一つです。



こんにちは、サラリーマン2児のパパで資産収入を得て、好きな仕事をしながら暮らすことを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!投資、節約や日常の情報発信しています!
この記事はこのような人におすすめ!
- 第二種電気工事士の試験って独学で合格できるの?通信講座はいらない?
- 筆記試験と技能試験それぞれどのくらい勉強すればいいの?



育休の時間活用は本来、育児のための休業なので反感をかわれるかもしれませんが、妻の納得と協力があってこそ、第二種電気工事の試験にチャレンジできました。
本記事では、私が育休中に独学で第二種電気工事士に合格できた具体的な勉強方法を詳しく解説します!
第二種電気工事士は独学でも十分取得可能!





第二種電気工事士の試験勉強は教材関係が充実していて、独学でも十分取得可能です。
第二種電気工事士の試験概要!試験の合格率は?
第二種電気工事士の試験は、筆記試験と技能試験の2つのステップに分かれています。
- 筆記試験(マークシート方式)
- 出題範囲:電気理論、配線図、電気機器、法令など
- 合格基準:60%以上の正答率
- 合格率:60%前後(年度により異なります)
- 技能試験(実技試験)
- 事前に公表された「候補問題」の中から1問出題
- 電線の切断・接続、器具の取り付けなどを制限時間内に正確に施工する
- 合格率:70%前後(年度により異なります)
筆記試験を突破しなければ技能試験に進めません。まずは筆記試験対策をしっかり行い、合格を目指します。
電気工事未経験者でも育休中のスキマ時間に独学で試験合格



「第二種電気工事士 勉強時間」でググってみると、勉強に必要な時間は100時間~200時間と記載されているサイトが多いみたいです。



幅がありすぎだね。
参考までに実際、ぽむの勉強時間はどのくらいなの?



おそらく70時間程度かな。時間配分は筆記試験50時間、技能試験20時間ぐらいかな。
学生みたいな1日中勉強は育児や家事もあるからできていないよ。合間で勉強って感じだね。
筆記試験の具体的な勉強方法
第二種電気工事士の筆記試験はマークシート方式で、100点満点中60点が合格ラインとなっています。1問2点なので、50問ある中で30問正答すれば合格です。
逆に言えば、20問は間違えても良いのです。(電気工事士を目指すなら正しい知識が必要なので、できるだけ正答するのが好ましいとは思います。)



私が実際に行った筆記試験の具体的な勉強方法を紹介します
第二種電気工事士筆記試験の勉強方法
- Youtubeを見まくる
- 寝る前に過去問を解きまくる
①Youtubeを見まくる



私の場合、テキストを使わずにYoutubeをずっと見て聞いてました。
スキマ時間にずっとです。
第二種電気工事士試験対策の動画が多数アップされており、視覚的に理解しやすいです。特に苦手な分野は、動画で学ぶことでより分かりやすくなったりもします。



私が実際、スキマ時間に見ていた動画がこちらです。
慣れてくると2倍速で見ていました。



あなたは延々とインプットしてたね。
こちらの動画だけではなく、第二種電気工事士関連動画をたくさん見ました。家事をしながらや試験が近づいてくると育児しながら見たりもしました。1日に10周ぐらいこの動画を見たり聞いたりしたこともあったかと思います。
② 寝る前に過去問を解きまくる
筆記試験の合格の鍵は過去問演習です。試験の傾向を知り、出題パターンに慣れるために、過去問を解きましょう。



過去問.comで寝る前に過去問を解いてました。解説がかなりしっかりしているので、おすすめです。間違えた問題だけ出題してくれたりもするので、非常に便利なツールでした。
寝る前にというのが私的にポイントです。寝る前に問題を解いたり、知識をインプットしたりすることで、記憶が定着しやすいと言われています。
また、寝る前にスマホを何時間もみたりしている方にはこの時間を過去問に充てるのがおすすめです。
(補足) 参考書と問題集を活用する



私の場合、ずっとYoutubeを見まくるだけじゃ不安だな。



その場合は参考書や問題集も併用して活用することで知識をより分厚くすることができるよ。
筆記試験対策には、以下の教材が役立ちます。下記の教材を使って、基礎知識をしっかり身につけましょう。




技能試験に挑むための準備物


技能試験に挑むために最低限、必要な工具は準備する必要があります。
私が技能試験で実際使用した工具
- ペンチ(銅線の切断)
- リングスリーブ圧着工具(リングスリーブの圧着)
- ドライバー(器具の取り付け)
- VVFストリッパー(電線の被覆を剥く)
- ホーザン合格マルチツールDK-200
- スケール



第二種電気工事士の技能試験では、以下の工具が指定工具とされています。
技能試験の指定工具
- ペンチ
- リングスリーブ圧着工具(JIS C 9711:1982・1990・1997適合品)
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 電工ナイフ
- ウォーターポンププライヤー
- スケール



電工ナイフ、マイナスドライバーやウォーターポンププライヤーは必須ではあるもののチェック等はされませんので、気にならない方はなくてもVVFストリッパーやホーザン合格マルチツールDK-200で代用できます。
また、技能試験の練習するのに器具や電線等が必要になります。下記のような候補問題1回分のセットを購入して、2周目は取り外したりして使います。


技能試験の勉強方法
技能試験では、「候補問題」と呼ばれる13問の中から1問が出題されます。
第二種電気工事士筆記試験の勉強方法
- Youtubeを見まくる
- 候補問題を実際にすべて練習(1周+不安な問題はもう2周)
① Youtubeを見まくる



技能試験もYouTubeをひたすら見て覚えます。
技能試験の実技対策動画が多数アップされており、作業の手順を視覚的に理解しやすく、工具の使い方やミスしやすいポイントも学べます。
技能試験では「複線図の理解」と「施工方法」が必要なので、2本の動画を中心に何回も何十回も見て覚えました。



「ガミデンキちゃんねる」に大変お世話になりました。
下記の動画をひたすら見ていました。



施工方法の動画は約5時間半あるので、2倍速でみても約2時間15分かかります。1日に見れても2本程度なのです。
② 候補問題を実際にすべて練習する(1周+不安な問題はもう2周)
候補問題は事前に公表されているので、全13問を必ず1回以上練習することが重要です。
学習の流れ
- 候補問題の配線図を理解する
- 実際に作業をしてみる
- 制限時間内(40分)で完成させる練習をする
- ミスしやすいポイントをチェックする
技能試験は、正確性とスピードの両方が求められます。不安な問題は何度も繰り返し練習しましょう。
まとめ
第二種電気工事士の試験は、筆記試験と技能試験の問題を繰り返し確認することが合格のポイントです。
- 筆記試験はYouTubeを見まくって過去問を解きまくる
- 技能試験はYouTubeを見まくって候補問題をすべて練習する
独学でもしっかり勉強すれば、合格は十分可能です! ぜひ本記事を参考に、試験に向けて準備を進めてください。
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